ケージの中から見上げる子ネコ。中国・上海郊外で(2015年12月3日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドの私立校数百校で使われている教科書に、科学実験と称して生徒たちに子猫を窒息させるよう促す記述があったとして、出版社に怒りが向けられている。

 問題の教科書では「わたしたちのグリーンな世界」と題したページで、2匹の子猫を使った実験を紹介していた。実験は、空気穴の開いた箱と開いていない箱を用意し、それぞれに子猫を1匹入れるというものだ。

 説明文には、次のように書かれている。「小さな子猫をそれぞれ箱に入れます。箱を閉めます。しばらく放置して、箱を開けましょう。何が見えますか? 空気穴のない箱に入れられた子猫は死んでしまいました」

 動物愛護の活動家らによると、既に複数の学校がこの教科書から問題のページを切り取る措置を取ったという。また、出版社は新版には問題の実験を掲載しないと約束したという。実際にこの実験を行った生徒がいたかどうかは不明。

 インドの教科書をめぐっては、明らかな誤りや物議を醸す内容を掲載してニュース沙汰になることが少なくない。過去には、日本が第2次世界大戦(World War II)中に米国に核爆弾を投下したとの記述が掲載された教科書もあった。
【翻訳編集】AFPBB News