アビスブルーのコートを着こなすヘレン・ミレン (c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LL

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『プラダを着た悪魔』(06)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』(2月25日日本公開)。監督のもとには、ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、豪華俳優が結集した本作だが、ファッションも見どころのひとつ。今回は2017年のトレンドカラー”アビスブルー”を取り入れたコーデをご紹介!

デヴィッド・フランケル監督の代表作『プラダを着た悪魔』では、衣装そのものが物語の一部だったが、『素晴らしきかな、人生』におけるファッションは物語に深みを持たせる重要なスパイスになっている。主人公ハワード(ウィル・スミス)が3人の舞台俳優のうちの1人、ブリジット(ヘレン・ミレン)と出会う重要な場面では、人生の“ドン底”に突き落とされた彼がいつものようにドッグ・ランのベンチで孤独に沈んでいると、鮮やかなブルーのコートを着こなしたブリジットが颯爽と現れる。地面に残った雪や陰のある午後の空に、彼女のロイヤルブルーのドレスが際立ち、自信に満ち溢れた彼女の出で立ちは虚ろで無気力なハワードとはまるで対照的だ。

人生に絶望したハワードは“愛”、“時間”、“死”に宛てて、3通の手紙を投函する。その1通を受け取るのがヘレン演じる舞台女優ブリジット。彼女が扮する“死”は、決して哀れで陰鬱な老人の姿ではない。彼女はハワードが“死”に宛てた辛辣な手紙を握り、「よくも言ってくれたわね」とばかりにユーモアを交えた自己紹介を始める。不意をつかれたハワードはたじろぎ、その場を立ち去ってしまう。彼女が身に纏ったブルーは、これからハワードが立ち向かわねばならない“死”を見事に象徴していると言える。2017年のトレンドカラーである上品なアビスブルーのコートは、大人女子がこの冬のコーディネートの参考になること間違いなしだ。

また、キーラ・ナイトレイはマスタードイエローのベレー帽を加えることで、ありがちコーデをワンアイテムで大人可愛いファッションへと変身させている。ケイト・ウィンスレットは重くなりがちな冬のコーディネートにあえて花柄アイテムを取り入れ、今旬な雰囲気の大人女子コーデに。心と身体をあたたかく包み込んでくれる本作だが、豪華キャストが披露するファッションにも注目してみてほしい。

■『素晴らしきかな、人生』
2月25日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LL