探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

☆☆☆

今回の依頼者は男性です。小杉信也さん(仮名・33歳)はアメ車マニアのシステムエンジニアです。私達のカウンセリングルームにお見えになったとき、リーゼントにライダースジャケット、細身の黒いパンツをはいており、50年代のロカビリー風のファッションでした。身長は180cm近くあってスタイル抜群。顔は綾野剛さんに似ている塩顔男子。足が細く長いのに加えて、先がとがった靴を履いており、横浜の街でもかなり目立つことが予想されます。

信也さんはカウンセリングルームに入るなり、椅子にどっかりと座り、テーブルの上にアメリカのビールの赤い缶、スマホ、財布をドンドンと出しました。スマホケースと財布は白と黒の市松模様にベティ―ブープという目が大きい女の子のキャラクターがプリントされていて、私達の緊張も少しほぐれました。

「また妻が浮気して、困っているんです。妻はオレより7歳年上で40歳なんですけど、いつもダイエットしていてスタイル抜群なんですよ。おっぱいも豊胸手術をしているからバーンと大きくていい女なんです。で、派遣社員をしているんですが、派遣先に選ぶのはいつも一流企業。受付とか秘書課とかそういうところを狙っていくんですよね。で、そこで男をひっかけて、何回かデートして別れるというのを繰り返していて……」

そこまで言うと、声を詰まらせて、おいおいと泣き出す信也さん

「オレと結婚したのは、3年前で、すっげーイイ女がいると思ってナンパしたら、ホイホイついてきてくれて同棲して……その後、子どもがデキたんですが、流産しちゃって。だから彼女のことを大切にしようと思って、オレなりに頑張ってきたんですけど、彼女は結婚していることを時々忘れるみたいで、エリート男の一本釣りをしているんですよ」

3年間の結婚生活で、派遣先を変えたのは4回。派遣先に行って3か月くらい経つと、突然きれいになって、おしゃれして出かけるようになるとか。大手広告代理店、総合商社、話題のIT関連会社など、高給で知られる企業名がズラリ。

「今は外資系の投資銀行で働いています。妻は自分の容姿に自信を持っているから、オレから見てもカッコいいんですよね。オトコと付き合っても、深夜には帰って来るし、家事も手を抜かないから、バレていないと思っているんでしょうけど。やっぱりオレみたいな年収500万円程度の男は、妻は物足りないんですかね。ここ2年くらい、妻と同じ寝室で寝ていないし、結婚しているのにさみしいんですよ。同居だけだったら離婚したいと思いますけど……」

離婚するにあたっても、浮気の証拠があれば、交渉が優位に進むことをお話しました。

「他の男と会って帰ってきた時の妻は、やっぱりキレイなんですよ。買ってきたキンピラゴボウをつつきながら、発泡酒を飲んでいても、見とれちゃうくらい。これ以上の女はいないと思うから、離婚はしたくないですが、浮気の証拠は押さえておきたいですね。もし、妻が離婚すると言い出したら、証拠をつきつけてやりますよ。あ……でもそんなことされたら、ホントに離婚されちゃうかも……それは困った……でも、調査をお願いします」

依頼者・信也さんはアメ車マニア。給料の大半が維持費に消える。奥さんとドライブすることが週末の楽しみだとか。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

彼女の浮気の目的は、お金ではなく、別のモノ……!?  〜その2〜へ続きます。