設計やデザインは設計者の性格や考え方が反映されるものだが、中国メディアの今日頭条が5日付で掲載した記事は、中国の春節(旧正月)の時期に日本を旅行で訪れた中国人夫婦が感じた「日本の住居設計に見られる人間への圧倒的な配慮と優しさ」について紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 設計やデザインは設計者の性格や考え方が反映されるものだが、中国メディアの今日頭条が5日付で掲載した記事は、中国の春節(旧正月)の時期に日本を旅行で訪れた中国人夫婦が感じた「日本の住居設計に見られる人間への圧倒的な配慮と優しさ」について紹介している。

 記事は、この中国人夫婦が日本の民宿に宿泊したことを紹介。その民宿は伝統的な和風住宅であり、基本的に家具はすべて木製だったという。この夫婦はこうした和風住宅に感動を覚えたようだが、この中国人夫婦を最も感動させたのは水回りの設計に人への圧倒的な優しさが見られたことだと説明した。

 たとえば、日本のトイレは多機能であるばかりか、トイレットペーパーは水に溶けるため、不衛生な屑入れがないと説明。「これだとすごく衛生的だ!」と絶賛した。中国では水洗トイレであってもトイレットペーパーを水に流すと詰まってしまうため、使用済みの紙を屑入れに捨てることが一般的で、不衛生なのは事実だ。
 
 また、日本の民宿では浴室に高齢者のための転倒防止装置が取り付けられていたことを称賛したほか、浴室の鏡には結露防止機能があり、入浴のあとに鏡をふく手間がないため「とても便利!」だと称賛した。

 さらに、日本にはキッチンの高さを調節できるものもあると紹介。「この仕組みがあると自由に流し台の高さを変えられるので、高齢者や子供にとって使いやすい」と称賛し、日本の住居設計や水回りで見られる人間への圧倒的な優しさと配慮を感じ取り、「中国に帰りたくない」と感じたと伝えた。

 この中国人夫婦が日本の住居設計から感じた人への優しさは、日本社会のさまざまな場面で見かけることができる。日本の鉄道会社が身体の不自由な人に対して提供しているサービスもその1つだ。日本社会に息づくこうしたすばらしい配慮が今後も失われないことを願いたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)