台湾・新北と兵庫の両博物館が姉妹館に  パイワン族関連の展示日本で実施へ

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(新北 9日 中央社)新北市立十三行博物館は8日、兵庫県立考古博物館と姉妹館提携と学術文化交流協定を結んだ。今後は交流を通じ、台湾の考古と先住民の文化を世界に伝えていきたいとしている。今夏には兵庫県立考古博物館で、台湾原住民(先住民)パイワン族の文化を紹介する特別展を開催する。

十三行博物館は台湾北部の先史時代後期の十三行文化を主に研究し、現在の新北市八里区にあたる淡水河河口の南岸で発見された、今から1800〜500年前の人々の生活の軌跡が残る十三行遺跡から出土した文物などを収蔵。世界各地の先史文化やオーストロネシア語族、先住民に関する特別展も不定期で開催している。

新北市文化局によると、同館は考古博物館が開催する「全国古代体験フェスティバル」に2012年から毎年参加しており、密接な交流を続けていた。協定の締結は、資源の分かち合いと交流をさらに進めていくのがねらい。

十三行博物館によれば、今年7月に考古博物館で開催する特別展では、とんぼ玉やヒャッポダ(百歩蛇)のトーテムが施された壺、青銅刀などパイワン族の特徴的な文物を展示。日本の人々に台湾原住民の文化を理解してもらいたいとしている。

(黄旭昇/編集:名切千絵)