中国メディア・今日頭条は8日、「わが国は日本を警戒しなければならない 彼らの造船速度は驚異的だ」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は8日、「わが国は日本を警戒しなければならない 彼らの造船速度は驚異的だ」とする記事を掲載した。

 記事は、昨年下半期に日本の最新護衛艦「あさひ」(25DD)が進水したと紹介。「これは、日本が2年で5000トン級の軍艦を建造できることを間接的に示す者であり、その造船力を見くびってはならない」と説明した。そして、日本には三菱重工、ジャパンマリンユナイテッド、川崎造船などをはじめとする民間造船会社が多数存在し、東京、横浜、大阪、神戸、長崎など様々な場所に造船所があることを紹介している。

 そのうえで、日本の造船技術は米国には及ばないものの、その他の国よりもはるかに先を進んでいると説明。特筆すべきは、建造効率を高めるために溶接技術について十分な研究を行い、溶接の質を高めるとともに作業サイクルを短縮させることに成功したと解説した。さらに、日本の造船業は進んだ電子工業技術でもアドバンテージを持っており、電子設備、通信設備、レーダーや半導体技術が高いレベルに達していると紹介も紹介した。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは、「日本が中国を恐れていると思ってはいけない」との意見がみられる一方で、「わが国なら1か月で1隻作れるぞ」、「どうしてわが国でどれだけの艦船が作られたかを示さないのか」、「また日本脅威論が出てきた」といったコメントを残すユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)