9日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国が日本を超えることのできていない分野について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

写真拡大

2017年2月9日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国が日本を超えることのできていない分野について紹介する記事を掲載した。

記事は、2010年に中国は国内総生産(GDP)で日本を超えて世界第2の経済体になったものの、1人当たりGDPではまだ日本よりずっと低いと指摘。そのほかにも日本を超えられない3つの分野があるとした。

その1つが「優れた工業製品」だ。日本は資源が乏しいため、人材育成と技術の研究開発などによって競争力のある製造業を作り上げたと紹介。トヨタや三菱、日産、ソニー、東芝、パナソニックなどの世界的に有名な企業は、いずれも高い品質と技術力で評判が高いとした。

2つ目の点は「強力な金融面での実力」だ。日本は80年代に金融帝国としての地位を確立し、バブル崩壊を経験したもののその実力は依然として強いと主張。世界一の債権国で海外資産がGDPの55.8%に相当すると紹介した。

3つ目の点は強大な科学技術力だ。日本は技術立国戦略をとっており、研究開発の分野では世界トップレベルを保っていると指摘。日本が研究開発に投入する資金は世界全体の2割を占めており、将来的にも日本の技術大国としての地位は揺るがないとした。

これに対し、中国のネットユーザーから「お札を印刷して不動産でGDPを増やすような国が日本に追いつけるだろうか?」、「理論上は150年追い付けないが、実際には日本が沈没して完全に発展が停止しない限り日本には永遠に追い付けない」など、日本に追いつくことは難しいとのコメントが多く寄せられた。

また、「優秀な民族は優秀な制度を選択し、優秀な制度が国民に幸福をもたらす。これが日本という国だ」と日本を称賛する意見や、「中国は司法、立法、行政の3権が分立すれば3年で米国に追いつけると思う」と、中国の問題点を指摘するコメントもあった。(翻訳・編集/山中)