フォレスト不動産(株)(TSR企業コード:570208319、法人番号:5120001091030、大阪市中央区久太郎町1−8−9、設立昭和28年10月、資本金5000万円、代表清算人:太田敏明氏)は1月31日、大阪地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債は現在調査中。

 平明治40年、大阪市で創業。枕を主力に寝装品メーカー、モリシタ(株)として「まくらのモリシタ」で高い知名度を有し、国内ではリーディングカンパニーとして実績を重ねてきた。キャラクター商品、健康機能商品など消費者ニーズを捉えた製品を提供し、積極的な展開を続けてきた。平成1年3月期には売上高100億円を突破し、16年3月期にはピークとなる113億3160万円をあげていた。また、同年12月にはジャスダック市場に上場した。
 しかし、円貨決済金額の安定化を図る目的で締結していたデリバティブ取引において、急激な円高による為替相場の変動に伴い多額の評価損および為替差損を平成20年2月期(決算期変更)に計上した。21年2月期にも同損失を計上したため債務超過に転落し、22年2月期でも債務超過の解消のめどが立たず、株券上場廃止基準に抵触。同年6月に上場廃止となった。
 その後、同年8月(株)森茂興産(TSR企業コード:571634028、大阪市中央区)を吸収合併して増資。財務体質改善に向けて取り組んできたが抜本的な解決には至らず24年7月、寝装事業をモリシタ(株)(TSR企業コード:576689726、法人番号:9120901031172、大阪市中央区)に会社分割により譲渡し、当社は森下興産(株)に社名変更し不動産事業を営むこととなった。以降、保有不動産の売却を随時進め26年12月に現社名に変更、今年1月17日株主総会の決議により解散し今回の措置となった。
 なお、現在、モリシタ(株)との関係は一切なく、同社は通常通り事業を継続している。