お互いを賞賛し合うジョン・レジェンドとライアン・ゴズリング (c) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

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ジャズピアニストのセブと女優の卵のミアの関係をロマンチックに描いた映画『ラ・ラ・ランド』(2月24日日本公開)。歌手のジョン・レジェンドが、ミュージシャン役で重要な役割を演じている。

ジョンが演じたのは、バンド“ザ・メッセンジャーズ”のリーダー・キース役で、人気が急上昇してきた自分のバンドにセブを参加させたことでセブとミアの心がすれ違い始めることとなる。プロデューサーのひとり、フレッド・バーガーは、ジョンのキャスティングは最初、夢のような話だったと語る。「この映画は常に夢の世界に存在しているようなものだったから、キャスティングに関しても現実的ではないオファーをしたんだ。それで、まさかいい返事がもらえるなんてね。」「スケジュールの観点から言っても、ジョンは色んな作品に取り組んでいたし、出演してくれるだなんて思ってもみなかったよ。オファーを承諾して、十分なやる気と情熱をもって参加してくれたんだ」「演技という点では、ライアンに劣らない演技力が必要だった。そこで僕らは彼が生まれ持つ才能に圧倒されたよ。映画では歌だけじゃない、彼の色んな面を目にすることになると思うよ」と語った。

新しいことに挑戦できるその機会に飛びついたジョンは、「本業であるミュージシャンに通ずる役の中で、俳優としてキャリアを積みながら自分の幅を広げていけるなんて、願ってもないチャンスだったと思ったんだ」「才能ある監督が指揮を執り、なおかつ素敵な俳優陣と共演できるこの映画で、ミュージシャンを演じられるってところに惹かれたんだ」と明かす。劇中のキース(ジョン・レジェンド)とセブ(ライアン・ゴズリング)の対立もまた、ジョンを引き付けた理由の一つだった。どんどん多様化していく文化の在り方に、どう対応していくのかという問題の核心に迫る。「キースは『50年も前のものをただ守っていくだけじゃなくて、学んだことを活かして今の時代に合ったものを創り出そう』というスタンス、一方でセブは『伝統に忠実にいこう』という真逆のスタンス。それでもキースは、セブのそんな相容れない部分は置いておいて、優れた才能を自分の音楽に取り入れたいと願うんだ」と熱く語る。また、ジョンはライアンについて、「今活躍している中でも最高の俳優の一人だろ。だから本当に謙虚な思いで撮影に臨んだんだ。彼にはとても助けられたし、支えられもしたよ。ライアンが励ましてくれて、『大丈夫、俺ならできる』って気持ちになったからね」と語った。

“ザ・メッセーンジャーズ”が一躍有名になるきっかけとなった曲「Start A Fire」を制作し、レジェンドはキャラクターへの理解をさらに深めたという。「面白いことに、セブとキースがどんな音楽をやりたいのか模索するその間に、この歌はどんどん変化していったよ」「セブは、どこまでならポップミュージックの要素を入れてもいいか、どこまでなら自分のやりたい音楽を妥協できるか、という葛藤に悩まされるんだ」とジョンは話す。それに対しライアンは、「ジョンにとっても自分の現代的なサウンドをこの映画に持ち込むのはとても難しことだったんだ。音楽的にもその迫力的にも、この映画の雰囲気とはマッチしない可能性があったからね。でも、実際には映画の雰囲気を壊すどことか、ジョンが作ったのは僕のキャラクターが経験する葛藤をより複雑なものにしてくれるような素晴らしい曲だったんだ」とジョンを絶賛した。

■『ラ・ラ・ランド』
2月24日(金) TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
(c) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.