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かねてより2017年初頭にリリースと予測されていたGoogleのスマートウォッチOS初の大型アップデート「Android Wear 2.0」が正式に発表されました。また、これにあわせて登場すると予測されていたAndroid Wear 2.0スマートウォッチが、リーク情報通りLGから登場することも発表されています。

Google and LG announce the Watch Style and Sport, coming February 10th for $249 and $349, respectively

http://www.androidpolice.com/2017/02/08/google-and-lg-announce-the-watch-style-and-sport-coming-february-10th-for-249-and-349-respectively/

It’s Android Wear 2.0 launch day-here’s what’s getting updated | Ars Technica

https://arstechnica.com/gadgets/2017/02/its-android-wear-2-0-launch-day-heres-whats-getting-updated/

新たに発表された「Android Wear 2.0」は、2016年5月の「Google I/O 2016」で発表されながらも、大幅なアップデート内容の検証のために当初は2016年秋といわれていた正式リリースが延期されていたもの。「Android Wear 2.0: Make the most of every minute (一瞬一瞬を最大限に活用する)」と銘打たれたGoogleのAndroid Wear公式ページでは、Android Wear 2.0の機能の詳細が解説されています。

Android Wear 2.0: Make the most of every minute

https://blog.google/products/android-wear/android-wear-20-make-most-every-minute/

Android Wear 2.0では、従来に比べてパーソナライズの自由度がアップしているのが特長の一つ。いつも表示されるウォッチフェースを自由にカスタマイズでき、その日のスケジュールや株式市場の動向、フィットネスの進行状況などを手首の動きで確認することが可能。また、タップ1つでUberの車を呼んだり、ワークアウトを開始したり、大切な人にコンタクトを取ったりすることが可能になります。



また、プリインストールされているアプリ「Google Fit」を使えば、ワークアウトのペースや距離、消費カロリーを確認することが可能。さらに、LTE携帯電話網につながるAndroid Wear 2.0ウォッチを使うことで、ワークアウトで外出中にも電話やメッセージを受けたり、Google Play Musicやその他の対応アプリをいつもと同じように使うことができるとのこと。

Android Wear 2.0からは、従来のようにスマートフォン経由だけでなく、ウォッチ上のGoogle Playストアから直接アプリをインストールすることができるのも大きな変更点の1つ。これも、ウォッチ本体に通信機能を内蔵したことで可能になった機能です。いま使っているスマートフォンがAndroid端末でもiPhoneでも、AccuWeatherやAndroid Pay、Foursquare、Google Fit、Google Messenger、Runkeeper、Runtastic、StravaなどのAndroid Wear 2.0向けに開発されたアプリを使用することが可能になっています。

さらに、会話型AIのGoogleアシスタントがAndrid Wear 2.0から使えるようになったのも大きなポイントの1つ。従来よりも高度なアシスタント機能が、手首のウォッチに話しかけるだけで利用できるようになっています。



Googleの公式ムービーでは、Wear 2.0を使ったライフスタイルがどのようになるのかが描かれています。

Android Wear: Make the most of every step - YouTube

眠りから目覚めた男性。



ベッドから出て、朝のジョギングに出かけます。そんな時にもまずはAndroid Watchを装着。



声でAndroid Wear 2.0のGoogleアシスタントに「パン屋さんは何時に開店?」と話しかけると……



7時からオープンしていることがわかりました。どうやらジョギングのついでに朝食用のパンを買って帰る模様。



そして薄暗い中、朝のワークアウトを開始。



手首のAndroid Wearには、ワークアウトの内容が表示されています。GPSやハートレートセンサーなどが内蔵されているので、ワークアウトのほとんどのデータをこれ1台でトラッキングすることが可能。



そうこうするうちにパン屋さんに到着。



どのパンを買おうかと考えた男性、奥さんに電話をかけて「なぁ、朝ご飯にクロワッサンはどう?」と尋ねます。すると奥さんは「うん、カンペキね」と返答。これで朝ご飯のメニューが決まりました。



お目当てのパンを受け取って……



支払いはAndroid Wearを端末にあててピッ。Android Payを利用できるので、現金を持ち歩かなくても決済が可能です。



太陽が昇ってきた頃、ワークアウトを終えて帰宅すると……



奥さんと子どもがクロワッサンの到着を待ちわびていました。このように、Android Wearは日々の生活に密着したデバイスになるというイメージムービーでした。



◆Android Wear 2.0搭載スマートウォッチも登場

新OS発表にあわせ、こちらも情報がリークされていたAndroid Wear 2.0搭載スマートウォッチ「LG Watch Style」と「LG Watch Sport」がLGから登場します。

LG Watch Styleは細身のシルエットが特長のスマートウォッチ。女性的な雰囲気が漂うデザインも揃っており、男女問わず、オン・オフの両面で使いこなせるウォッチとなりそう。ボディサイドにはダイヤル式クラウンが装備されています。本体サイズは42.3×45.7×10.79mmで、Gorilla Glass 3を使用した1.2インチP-OLED (360×360, 299PPI)を搭載しています。



LG Watch Sportは、その名が示すとおりスポーティーな雰囲気が漂うモデル。ボディサイドには、ダイヤル式クラウンに加えてAndroid Pay起動用の専用ボタンと、「Google Fit」へのショートカットとして機能するボタンが装備されています。本体サイズは45.4×51.21×142mmで、こちらもGorilla Glass 3を使用し、ワンサイズ大きい1.38インチP-OLED (480x480, 348PPI)を採用しています。



両モデルともチップセットは1.1GHz Snapdragon Wear 2100を採用し、容量4GBのストレージを内蔵。RAM容量はLG Watch Styleが512MB、LG Watch Sportが768MBとなっています。両モデルともワイヤレス充電をサポートし、430mAhのバッテリーを内蔵しています。

両モデルともまずはアメリカで2017年2月10日に発売され、価格はLG Watch Styleが249ドル(約2万8000円)、LG Watch Sportが349ドル(約3万9000円)となっています。アメリカ以外の地域については、カナダ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、台湾、UAE、イギリスで数週間のうちに販売が開始されるとのことで、記事作成時点では日本の状況は不明です。

◆Android Wear 2.0は既存のスマートウォッチでも利用が可能

既存のOSを搭載したAndroidスマートウォッチにも、新しいAndroid Wear 2.0をインストールしてアップデートすることが今後可能になります。対応するモデルは、記事作成時点では以下の通り発表されており、アップデート開始時期は各メーカーによって異なるものとなっています。

Here is the complete list of every watch getting Android Wear 2.0



・ASUS ZenWatch 2

・ASUS ZenWatch 3

・Casio Smart Outdoor Watch

・Casio PRO TREK Smart

・Fossil Q Founder

・Fossil Q Marshal

・Fossil Q Wander

・Huawei Watch

・LG G Watch R

・LG Watch Urbane

・LG Watch Urbane 2nd Edition LTE

・Michael Kors Access Smartwatches (Dylan and Bradshaw)

・Moto 360 2nd Gen

・Moto 360 for Women

・Moto 360 Sport

・New Balance RunIQ

・Nixon Mission

・Polar M600

・Tag Heuer Connected


・つづき

Android Watch 2.0を搭載したLG Watch Sportのレビューとベンチマーク結果が公開、新しいOSによるUIの変化は? - GIGAZINE