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 テレビタレントからAV女優に昨年転身した坂口杏里(ANRI・25)が、借金の泥沼から抜け出せない。AV業界入りする要因になったホストクラブ通いが止められず、遂には加藤紗里(26)にまで借金を頼み込んだことを、『週刊新潮』(新潮社)が報じた。

 坂口といえば、元交際相手のお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(40)の決め台詞「なんて日だ」を引き合いに、「What a day!」のタイトルでAVデビュー。今月に発売される新作のタイトルは「芸能人ANRI BY KING」と、元カレを巻き込んだ売名戦略で名と身体を馳せている。一方の加藤も、売名行為に関しては負けてはいない。

「狩野英孝(34)の昨年の6股騒動で本命カノジョを主張して名乗り出たことで注目を浴びました。その後も、広島カープのセ・リーグ優勝時にはカープ女子として登場するも、カープどころか野球に関して何ら知識がないことを露呈。隙あらば露出を図る加藤の売名行為は話題を呼びました」(スポーツ紙記者)

『新潮』の記事では、坂口と加藤は昨年末のテレビの深夜番組で知り合い意気投合。直後には、坂口が加藤に数十万円単位の借金を申し込むようになった。加藤の自宅まで押し掛けたり、電話で泣きながら懇願することもあったという。

 結局、加藤は貸与に応じず、『新潮』の取材には「(借金の)相談は受けたことはありますが……」とコメントした。一見すると売名タレント同士の些末なやり取りのように受け取れるが、意外な指摘もある。

■新たな売名行為のネタか?

 芸能誌記者は、関係者コメントとして記事中に記載された、

「ああ見えて優しいところのある加藤」
「貸してあげようか悩んでいた」

 との部分に注目し、次のように語る。

「加藤をかばうような書きぶりが目につきます。坂口への対応に苦慮したのか、露出するチャンスととらえたのかはわかりませんが、加藤サイドがネタにしようと『新潮』に持ち込んだ可能性もありえます」

 開き直ったように売名行為に勤しむ2人。今後の仕掛けに注目したい。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。