台湾当局が2日に受け付けた中国人観光客の入境申請人数が、過去最低を記録したことが明らかになった。写真は台北。

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台湾当局が2日に受け付けた中国人観光客の入境申請人数が、過去最低を記録したことが明らかになった。

澎湃新聞が7日付で報じたもので、2日は台湾の春節(旧正月)連休明け初日。当局がこの日受け付けた人数は団体客、個人客合わせて過去最低の966人だった。台湾では昨年から中国人観光客の減少が不安視されており、この春節連休も前年同期に比べ2割近く減ったという。台湾メディアによると、台北市の観光スポット「台北101」でも中国人観光客の激減が見られ、客より店員の方が多い状態。さらに4日には中国人観光客26人を乗せた観光バスの事故という暗いニュースが伝えられ、現地旅行業界にはいっそうの衝撃が走っている。

中国の大手旅行サイト・携程旅行網によると、今年の春節旅行の目的地ランキングで台湾は昨年の5位から9位に後退した。ある専門家は「台湾旅行を予定していた人の一部が、目的地を日本や東南アジアに変更した」と語り、「推算では、春節連休にタイを訪れた中国人観光客は約28万人、日本は25万人以上」とコメントしている。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)