今季からC大阪の10番を背負うMF山口蛍

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[2.8 練習試合 C大阪0-0横浜FC 国際海浜]

 セレッソ大阪の新10番が持ち味を発揮した。MF山口蛍はボランチでフル出場。前半35分、敵陣で相手のパスをインターセプトすると、そのままゴール前に駆け上がり、最後はFW柿谷曜一朗の左クロスからヘディングシュートを放った。後半4分にもMF清武弘嗣とのワンツーから中央を突破し、チャンスを演出するなど、攻守に渡ってチームを牽引した。

 この日は4年半ぶりに復帰した清武の“復帰戦”。連係面については「できているところとできていないところがある。まだ距離感は遠いのかなと思った」と、今後さらに改善していくつもりだ。

 得点こそ奪えなかったが、90分間無失点。1月28日のバンコクグラス戦(0-0)、今月4日の全日本大学選抜戦(1-0)と、主力組が出場した試合はまだ失点がない。「チームとして3試合やって、失点していない。今日はキーパーもそんなにボールが飛んできていないと思うし、守備の構築はできているのかなと思う」と、守備面には手応えを深めている。

「攻撃の部分はもう少し精度を上げないといけない。今やっていることを正確に、速くやらないといけない。開幕まであと2試合ある。しっかり勝って開幕を迎えたい」

 25日の開幕戦ではMF中村俊輔を補強した磐田をホームに迎える。3月4日の第2節は敵地で浦和と対戦。同11日の第3節もアウェーでの札幌戦となる。「開幕3試合、4試合がすごく大事。そこで今季の運命が決まると言ってもいい。連勝、負けなしで乗り切れば、シーズンを通していい成績を残せると思う」と、ロケットスタートを誓った蛍。桜色のタレント軍団がJ1復帰のシーズンで旋風を巻き起こす。

(取材・文 西山紘平)


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