期限付き移籍で加入したMF水沼宏太は右サイドハーフでプレー

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[2.8 練習試合 C大阪0-0横浜FC 国際海浜]

 阿吽の呼吸がある。セレッソ大阪の2トップを組んだFW柿谷曜一朗とFW杉本健勇、右のMF水沼宏太、左のMF清武弘嗣、さらにはMF山口蛍とMF山村和也のダブルボランチまで、中盤から前をロンドン五輪世代の選手が独占した。

 杉本、清武、山口、山村はロンドン五輪本大会メンバーで、水沼は予備登録メンバー。柿谷は五輪に縁がなかったが、07年のU-17W杯には水沼とともに出場している。さらに右サイドバックのDF松田陸、左サイドバックのDF丸橋祐介も同世代で、スタメン11人中8人がいわゆるロンドン世代だった。

「面白くなると思う。お互いに要求はしているので、もっと合わせていければ」と杉本。今季、FC東京から期限付き移籍で加入した水沼も柿谷、清武、山村とは同学年ということもあり、「1日目から仲良くできている。同世代、タメ(同い年)が多くて、不思議な感じがある。だからこそ、分かっていることもたくさんある」と、スムーズに溶け込めたようだ。

 タレントぞろいのメンバーの中で水沼自身は「汗かき役が大事になると思うし、そこを意識してやっていきたい」と、あくまで黒子に徹するつもりだ。「ボールを持てば何でもしてくれる選手がいっぱいいる」。杉本、柿谷、清武らが気持ちよくプレーし、攻撃に連動性を持たせるためにも、周囲のサポートやスペースをつくる動きが重要になる。

 鳥栖時代に尹晶煥監督から指導を受けている愛弟子は「僕自身、尹さんのサッカーは分かっている。その意味でいろんな役割を担うことがあると思うし、球際や切り替えは大事な部分になる。目立たなくてもチームに必要な存在というのが僕の役割」と力説。攻守にハードワークし、チームに貢献するつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


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