8日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、長野オリンピック・スピードスケート銅メダリスの植松仁氏が、現役時代を振り返り、現在の職業を明かした。

番組では、「メダリストから無職に!? 不運に見舞われた人生」と題し、植松氏の今に迫った。現在42歳で3児の父だという植松氏は、長野オリンピック後、次のオリンピックを目指していたが、所属していた会社が倒産してしまったことがきっかけで、競技を続けることが困難になったという。植松氏は、募金により現役を続行を目指すも、ネガティブな報道もあって続けることは難しくなったそう。

そんな中、日本競輪学校がメダリストを対象に、特別選抜試験を開始する。競輪とスケートは共通点も多く、植松氏は競輪選手の転向を決意した。

しかし、植松氏はレースに勝てず、ファンからの「帰れ」「死ね」「家に火をつけるぞ」といった野次にストレスを感じる日々を送ることに。不安をふり払うため植松氏は、ハードトレーニングを続けるが、肝臓疾患を患い、疲労が回復しない状態になってしまったため、アスリート人生を引退したのだという。

現在の植松氏は、アスリート時代の経験を元に、経営者向けのアドバイス事業を展開しているのだとか。植松氏は「いつの時代も、1番しんどくて、1番やりがいがあるのは『今』」「どんな大きなイベントがあったとしても、終わってしまえば大したことない」「『今』が一番大切」と語っていた。

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