謝長廷駐日代表

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(東京 8日 中央社)釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の日米安全保障条約適用を再確認した米国のマティス国防長官の発言をめぐり、島の領有権を主張する台湾では、野党・国民党の幹部が6日記者会見し、「釣魚台を日本の領土として認めるものだ」として、米側に抗議しない民進党の蔡英文総統と謝長廷駐日代表(大使に相当)を「軟骨症(弱腰)」「児孫満堂(傀儡=かいらいだらけ)」などと厳しく批判した。

謝氏は7日、自身のフェイスブックに「釣魚台の主権問題で米国は中立の立場を貫いてきた」、「国民党が与党だったときも、わが政府は釣魚台の安保適用について日米に抗議したことはない」などとつづり、事実の確認をおろそかにした同党幹部の指摘に反論した。

また、国民党の理屈が通るなら、歴代の総統はみんな「児総統(かいらいの総統)」になるのではとした。さらに、「児孫満堂」といったとげとげしい言葉の使用は、他人を皮肉ると同時に、自分をも踏みにじることになるなどと締めくくった。

外交部は5日、「釣魚台は固有の領土だ」などと述べるにとどめ、国民党の馬英九政権とほぼ同様の対応をとっていた。

(楊明珠/編集:羅友辰)