C大阪に復帰したMF清武弘嗣と横浜FCのFW三浦知良がボールを追う

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[2.8 練習試合 C大阪0-0横浜FC 国際海浜]

 宮崎キャンプ中のセレッソ大阪と横浜FCは8日、国際海浜エントランスプラザで練習試合を2試合行った。1試合目はMFソウザが直接FKとPKで2得点を決め、C大阪が2-1で勝利。主力組で臨んだ2試合目は0-0の引き分けだった。

 今オフにセビージャから4年半ぶりにC大阪復帰を果たしたMF清武弘嗣は2試合目に左サイドハーフで先発出場。4-4-2のシステムで、FW杉本健勇とFW柿谷曜一朗が2トップを組み、FC東京から期限付き移籍で加入したMF水沼宏太が2列目の右サイドに入った。ボランチはMF山口蛍とMF山村和也。4バックは右からDF松田陸、DFマテイ・ヨニッチ、DF山下達也、DF丸橋祐介と並び、GKキム・ジンヒョンがゴールを守った。

 横浜FCはFW三浦知良がFWイバとの2トップで先発した。中盤はMF佐藤謙介とMF中里崇宏のダブルボランチで、右にMFジョン・チュングン、左にMF野村直輝。4バックは右からDF藤井悠太、DF西河翔吾、DFカルフィン・ヨン・ア・ピン、DF田所諒と並び、GK南雄太というメンバーで臨んだ。

 今月2日に帰国した清武は4日に宮崎キャンプ中のチームに合流し、6日に練習初参加。この日、さっそく“復帰初戦”となる実戦に左サイドハーフで先発すると、流動的な動きで中央に絞り、旧知の仲である柿谷や山口らと好連係を見せた。

 前半9分、清武の縦パスを杉本がワンタッチではたき、柿谷がシュートを放つが、GKがキャッチ。同34分には松田の右クロスがファーサイドに抜けてきたところを清武が右足で狙ったが、ゴール左に外れた。

 今季から10番を背負う山口も魅せる。前半35分、敵陣で相手のパスをインターセプトすると、柿谷、杉本、清武、柿谷と流れるようなパスワークで相手を崩し、最後は柿谷の左クロスに山口が飛び込んだ。ヘディングシュートはGKにキャッチされたが、“らしさ”を発揮した。

 前半43分には左サイドの低い位置から清武が1本のロングパスをゴール前に供給。DFの背後を取った柿谷がPA内で切り返して左足でシュートを打ったが、惜しくもDFのブロックに遭った。

 横浜FCもイバが前線で強さを見せ、2トップを組むカズが豊富な運動量で中盤に下りてきてリズムをつくるなど奮闘。球際でもお互いが激しく競り合い、前半はスコアレスで折り返した。

 カズは前半途中で左足の親指を痛めたため、前半のみで交代。代わってMFナ・ソンスが2トップの一角に入った。C大阪は後半開始から柿谷に代えてMF丸岡満を投入。丸岡は左サイドハーフを務め、清武がトップ下に入る4-2-3-1にシステムも変更した。

 C大阪は後半4分、山口が清武とのワンツーで中央を駆け上がり、右サイドに展開。水沼のクロスのこぼれ球を丸岡が右足で狙ったが、シュートは大きくクロスバーを越える。横浜FCも同7分にナ・ソンスがワンツーからフィニッシュまで持ち込んだが、右足のシュートは枠を捉えられなかった。

 清武は後半16分で途中交代。代わってMF沖野将基がトップ下に入るが、その後はなかなか決定機をつくれず、横浜FCに攻め込まれる時間帯もあった。横浜FCは後半33分、野村に代えて1試合目でも途中出場でゴールを決めたFW中山雄希を投入。早稲田大から今季入団したルーキーは2トップの一角に入り、ナ・ソンスが左サイドハーフにポジションを下げた。

 C大阪は後半36分、なかなかボールに絡めなかった沖野を下げ、DF舩木翔を投入。舩木は2列目の左に入り、丸岡がトップ下にポジションを移した。同40分には右サイドから松田がグラウンダーの鋭いクロスを入れ、杉本が飛び込むが、わずかに合わない。両チームともに見せ場をつくったが、最後までゴールは生まれず、0-0の引き分け。今後、C大阪は11日に福岡、横浜FCも同じく11日にFC今治と練習試合を行う。

(取材・文 西山紘平)


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