アップル、元Amazon TVトップをApple TV部門に雇用。コンテンツ強化で販売テコ入れへ

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アップルがApple TV部門のテコ入れのため、AmazonでFire TVの責任者だったTimothy D. Twerdahl氏を迎え入れました。Twerdahl氏はAmazon以前にはNetflix、Rokuなどに関わっていた経験もあり、Apple TVで視聴するコンテンツ契約の拡大などが新たな仕事になる模様です。

現在販売中のApple TVは第4世代のもので、加速度センサーやタッチパッド、さらにSiriを搭載するシンプルかつ多機能なリモコンが付属しています。またtvOSは最近アプリ容量の上限を大幅に引き上げ、より高度なゲームの開発なども可能となりました。

ゲームアプリはそれなりに品質の高いものも揃っている一方で、Apple TVユーザーなら誰もが思うのが、映像コンテンツの少なさかもしれません。海外ではまだESPNやCNNといった専用チャンネルが用意されているものの、日本ではそれらもなく、標準ではiTunesレンタルの映画のほかはApple Musicを聴いたり、iCloudの写真をテレビで見る事ができるぐらい。あとはアプリでNetflixやHuluなどが視聴可能ですが、それはAmazon TVにもあるサービスで、アマゾンプライム・ビデオを擁するAmazon TVに対するアドバンテージにはなっていません。

2年前、アップルにはアマゾンプライム・ビデオやNetflixなどのようにオリジナルのTV番組を制作するという噂もありました。しかし交渉はうまくいかなかったようで、その後は音沙汰のないまま現在に至ります(Apple Musicにはジェイムズ・コーデンのレイト・レイトショーから「カープール・カラオケ」シリーズを購入しています)。ただ、オリジナル作品の計画自体はまだあるようで、この1月にはNetflix方式の独自番組制作の噂がふたたび巻き起こっていました。

Twerdahl氏がApple TV部門のトップに就いたことで、新たなコンテンツ獲得、またはオリジナル作品制作の道が開けていくのに期待したいところです。