8日、重慶晩報によると、重慶市大足区で「タクシーにはねられて大けがをした」と妻に通報させた男性が、実は意外な事実を隠していたことが判明した。

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2017年2月8日、重慶晩報によると、重慶市大足区で「タクシーにはねられて大けがをした」と妻に通報させた男性が、実は意外な事実を隠していたことが判明した。

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現地時間5日午前7時ごろ、同区公安局の交通警察隊に「夫が未明にタクシーにはねられて大けがを負った」との通報が入った。通報したのは同区に住む女性で、話によると事故を起こしたタクシーは逃走。夫の熊(シオン)さん(仮名)は骨盤の粉砕骨折など全身を負傷して病院に搬送されたという。

ところが、警官が現場付近の防犯カメラの映像をチェックしたところ、事故が発生したとみられる時刻とほぼ同じ時刻に街路樹から落ちてくる男性の姿が映っていた。警官はこの男性が熊さんであると確認した。

妻もこの事実を知らず驚いていたため、警官が熊さん本人を問い詰めると、熊さんはうそを認めた。熊さんによると、4日夜に友人らと一緒に現場にあるレストランで宴会をしていたが、割り勘という取り決めだったにもかかわらず熊さんが泥酔している間になぜか2階の部屋に運ばれ、残りのメンバーは全員一銭も出さずに退散してしまっていたとのことだ。

1人で払うにもお金が足りず、そのまま帰宅しようとしたが、店の正面からは出られない。そこで2階の窓から飛び降りることに決めたが、近くにあった街路樹に飛びついたところ、枝が折れてしまい激しく転倒。数分後、通行人に声を掛けられると、メンツに関わると思い本当のことは言えず「タクシーにはねられた」とうそをついたのだという。

警官はうそをついて妻に虚偽の通報をさせたことに対して、熊さんに警告した。なおその後、妻がこっそり飲食代を支払いに行ったところ、「すでに支払われている」と伝えられたそうで、宴会の際に支払われたのか、熊さんがけがをした後に支払われたのかは今のところ分かっていないという。(翻訳・編集/川尻)