クリスティ・ブリンクリーは、1970年代後半からスーパーモデルとして注目を集め、以降30年以上にわたって現役でモデル業を続けている女性。

クリスティ・ブリンクリー

今月の2月2日には、63歳(!)の誕生日を迎えたクリスティ。そんな彼女がこのたび、米スポーツ週刊誌『スポーツ・イラストレイテッド』の人気企画である「水着特集号」で、2人の娘とともに水着で登場することになったのだとか!

クリスティはその誌面の画像を、自身のInstagramでシェア。

『スポーツ・イラストレイテッド』水着特集に戻ってこれたなんて、すごく興奮してるわ! ゴージャスな娘たちと一緒に頑張ったの。

実はスーパーモデルとしての全盛時代、1979年〜1981年と、3年連続で同特集の表紙に起用された記録を持つクリスティ。下記がその当時の写真。

しかし<People>に語ったところによると、今回のオファーを受けたときは、さすがにちょっと驚いたのだとか。

「最初にオファーを聞いて浮かんだ言葉は、『え、この年齢で!? ありえない!』だったわ。30歳になったばかりの時でさえ、『これが最後の水着撮影になるんだろうな』って思ってたのに、今回の特集号が発売されるころには63歳になってるのよ? だから、水着撮影なんてもう遠い昔…って思ってたんだけど、娘たちと一緒にできるって聞いて…『じゃあ、最後にもう1回だけ出ちゃえ!』って」

ちなみにクリスティと一緒に誌面を彩った長女のアレクサ(画像左)は、クリスティの2番目の夫である歌手ビリー・ジョエル(1994年に離婚)との間にできた子供で、現在31歳。右に写っている次女のセイラーは、2008年に離婚した4番目の夫との間に生まれた娘で、現在18歳なんだとか。

今、父と同じく歌手として活動するアレクサは、今回の"母娘共演"についてこのように投稿。

迷いを手放し、思い切って飛び込むこと。日々いろんなことに不安を感じてた自分を、内側からも外側からも慈しむこと。今回の撮影は、それらを学べた貴重なレッスンだったわ。今後の私の目標は、私が学んだ「自分を無条件に愛することの大切さ」や、「自分を敬うこと」について、他の女性たちに広めていくことよ。

実は娘のアレクサと同じように、自身の身体や年齢について不安感を抱いてきたというクリスティ。だからこそ今回の仕事を引き受けることで、業界内に新たな風を吹かせたいと思ったのだとか。

「年齢で人の価値を決めたがる人々は、他人を小さな枠の中に押し込もうとするでしょ?」と、クリスティ。

「女性たちはその(年齢という)数字によって、自分の可能性が狭まると感じているのよ。だから私が水着になることで、年齢に対する"決めつけ"のイメージを変えるきっかけになったり、女性たちの心から、年齢を重ねることへの恐怖心を取り除けたらって思ったの」

素敵すぎる!!! 世の女性を勇気づけるために、文字通り"ひと肌"脱いだクリスティ。身体だけでなく、心もカッコいいままの彼女に、みんな憧れずにはいられないはず。

3人が登場する号は、本国で2月15日に発売とのこと。