日本人の中国や中国人に対するイメージは、実際に行ったことのある人とそうでない人との間で大きく異なる。それは逆でも同じことが言えるのだが、間接的な情報はあくまで間接的な情報として理解し、実際に自分で現地を訪れたり交流したりするが重要であることを忘れてはいけない。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人の中国や中国人に対するイメージは、実際に行ったことのある人とそうでない人との間で大きく異なる。それは逆でも同じことが言えるのだが、間接的な情報はあくまで間接的な情報として理解し、実際に自分で現地を訪れたり交流したりするが重要であることを忘れてはいけない。

 中国メディア・今日頭条は6日、「中国に滞在する外国人の文章を見て、外国人が中国についてどれほど誤解しているかが分かった」とする記事を掲載した。記事は、近ごろ中国武術を愛して中国に滞在するある外国人がネット上で公開した文章に注目が集まっていると紹介。その文章からは「国外メディアによる中国に対する報道の傾向や、外国人の中国に対する誤解がどれほどかを理解することができる」と説明し、「われわれは文章の作者に感謝すべきだ」としている。

 そのうえで、この文章の中で触れられている、中国人に対して外国人が抱きがちというステレオタイプをいくつか紹介した。それは「中国人は礼儀正しくない」、「残酷な中国人はネコやイヌを食べる」、「1人の中国人を見てすべての中国人を判断する」、「中国製品は品質が悪い」、「中国は貧しい国である」、「中国人はお米しか食べない」、「すべての中国人はカンフーマスターである」というものだ。

 最後の1つは「日本人はみなサムライである」といったレベルに近いものだが、いかにも中国に行ったことのない外国人が中国に対して抱きがちなイメージが並んでいる。中国にも貧しい地域は多く存在するし、ネコやイヌを食べる習慣を持つ地域もある。製品やサービスの品質もまだまだ発展途上だし、中国の南部は確かに米食文化ではある。結局、中国や中国人に対する様々なステレオタイプは、記事が指摘しているある点による部分が多いのである。それは「1人の中国人を見てすべての中国人を判断する」という思考方法に他ならない。

 ステレオタイプからの完全脱却は非常に難しいが、少しずつ軽減させることはできる。それは、より多く現地に足を運び、より多くの情報を集め、より多くの人と接することだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)