[2.8 DAZNニューイヤー杯鹿児島R 鹿児島1-0熊本 鹿児島サ]

 2017JリーグDAZNニューイヤー杯の鹿児島ラウンド第2戦が8日に行われ、鹿児島県立サッカー・ラグビー場で鹿児島ユナイテッドFCとロアッソ熊本が対戦。1-0で逃げ切った鹿児島が初白星を挙げて1勝1分とし、敗れた熊本は1分1敗となった。第3戦は11日に開催され、鹿児島は磐田と、熊本は北九州と対戦する。

 強風の中で行われた一戦は、序盤から両チームとも慎重に足下でショートパスをつなぐ展開が続いたが、プレスの強度が上回り、なかなかフィニッシュにはつながらず。最初のチャンスは偶発的に生まれた。

 熊本は前半19分、相手GKのキックミスをFW巻誠一郎が拾ってMF嶋田慎太郎に渡し、PA内左の嶋田がバックパス。PA手前左からMF村上巧が右足で強烈なダイレクトシュートを放つも、わずかにゴール左へ外れた。

 鹿児島も前半28分に相手陣内のやや左でFKを獲得すると、キッカーのMF松下年宏が右足で擦り上げるようにカーブをかけたシュートを放つ。壁を越えて落ちながらゴール左に飛んだが、惜しくも枠はとらえられず、前半はスコアレスで折り返した。

 後半に入ると、前半とは打って変わり、オープンな展開となる。後半5分にPA内中央の鹿児島MF永畑祐樹が右クロスを右足のボレーで蹴り込もうとするが、枠外へ。同7分には、こぼれ球に反応した熊本の村上がPA手前中央から右足を振り抜くも、コースが甘く、相手GKにセーブされた。

 熊本はさらに後半10分、PA内右のMF齋藤恵太からのクロスを途中出場のFW平繁龍一がニアで触るが、飛び出した相手GKに阻まれる。

 鹿児島はこのピンチの直後、先制に成功。後半11分に右サイドのMF野嶽惇也が高い弾道のクロスを送ると、ファーのMF中原優生が下がりながら頭で合わせ、ゴール右隅に決めた。

 攻勢をかける鹿児島は後半14分、左クロスの落としに反応した松下が右足のボレーで狙うが、枠をとらえられず。同29分には左サイドのMF田上裕がドリブルから左足で折り返し、PA手前やや左のMF西岡謙太がノートラップから左足を振り抜く。しかし、シュートはゴール左外を通過した。

 リードした後も攻め込みながら追加点を奪えなかった鹿児島だが、失点を喫することなく、1-0のままタイムアップ。決勝点をマークした中原は「(野嶽)惇也からのクロスは練習通り。中で待っているだけだったので、あとはふかさないようにサイドネットを狙って打つことができて良かったです」とゴールシーンを振り返ると、「奪った後のボールロストが多かったので、しっかりつないで攻撃に行ければ、もっと自分たちの時間も増えてくると思います」とチームとしての課題を挙げ、次の磐田戦に視線を向けた。


●2017シーズンJリーグ全クラブ練習試合