一国における二輪車やピアノなど一部の製品の普及率は、その国の1人あたりGDPと相関関係にあることが知られている。二輪車は1人あたりGDPが1000ドルを超えると普及が加速し、ピアノは1万ドルが普及のラインと言われている。(イメージ写真提供:(C)Thi Hong Hanh Mac/123RF.COM)

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 一国における二輪車やピアノなど一部の製品の普及率は、その国の1人あたりGDPと相関関係にあることが知られている。二輪車は1人あたりGDPが1000ドルを超えると普及が加速し、ピアノは1万ドルが普及のラインと言われている。

 ベトナムは2015年時点の人口が約9340万人に達し、経済成長率も5-7%に達するなど、東南アジア諸国においても特に有望な市場だ。同時にベトナムは二輪車がすでに広く普及している二輪車大国としても知られるが、この市場で存在感を示しているのが日本の二輪車メーカーだ。

 中国メディアの今日頭条は7日、かつてベトナムの二輪車市場で中国企業が一定のシェアを獲得していたが、今では日本メーカーに徹底的に打ちのめされてしまったと伝える記事を掲載した。

 記事は、ベトナムの街中では美しい女性が二輪車に乗って颯爽と走っている光景を目にすることができると伝え、ベトナムの各家庭の二輪車の保有台数は約2台に達するなど、同国の二輪車市場は非常に大きいことを指摘。

 一方、ベトナムの街中で見かける二輪車の大半がホンダやヤマハなど日本メーカーの二輪車であると伝え、そのほかはイタリアのピアッジオやベスパなどが中心だと紹介。10年以上前は中国の力帆集団の二輪車がベトナムで一定のシェアを獲得していたが、同社の製品は品質問題によって信頼を失い、さらに日本メーカーの追い打ちによって徹底的に打ちのめされ、シェアを失ってしまったと主張した。

 さらに記事は、感覚的には「ベトナムの路上を走る95%の二輪車が日本メーカーの製品」に思えるほど、ホンダやヤマハはベトナムで圧倒的なシェアを獲得していると伝え、ベトナムの消費者は「日本か韓国、欧米の製品しか信じていない」と伝え、中国の二輪車がベトナム市場でシェアを奪還するのは非常に難しい状況となっていることを指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Thi Hong Hanh Mac/123RF.COM)