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IDTは、アクセスおよびバックホールにおける無線インフラのキャリアクラス開発向けに、ミリ波デュアルモデム(PHY+MAC+ADC/DAC+ビームフォーミング)を採用した次世代10Gbpsクラスのミリ波(mmWave)モデム「IDT RWM6050」を発表した。これにより、mmWave RFチップセットと組み合わせることで、マルチギガビットのスループットを数百mの距離で容易に実現できるようになると同社では説明している。

同製品は、デュアルモデムとミクスドシグナルフロントエンドが統合されており、これによりコスト効率と電力効率に優れた独自のソリューションを提供することが可能。また、各モデムは、ポイントツーポイントリンクおよびポイントツーマルチポイントリンクを形成して、固定無線ネットワークおよび5G/LTEスモールセル向けネットワーク計画およびアーキテクチャの簡素化を可能とする。

現在、57〜71GHz帯での動作をサポートしているが、将来的には、ほかのマイクロ波およびミリ波周波数帯にサポートを広げる予定としているほか、完全なエンドツーエンドソリューションの提供に向け、追加のモデムおよびパートナートランシーバデバイスも発表する予定だという。

なお、同製品は28nm CMOSプロセスを用いて製造され、19mm×19mm 484-FCBGAパッケージにて2017年第2四半期にサンプル出荷/開発キットの提供を予定しているという。

(小林行雄)