トヨタの2016年の世界販売台数は約1017万台で世界第2位の成績だった。トヨタはフォルクスワーゲン(VW)に世界首位の座を明け渡したはしたものの、名実ともに世界一流の自動車ブランドであることは間違いない。(イメージ写真提供:123RF)

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 トヨタの2016年の世界販売台数は約1017万台で世界第2位の成績だった。トヨタはフォルクスワーゲン(VW)に世界首位の座を明け渡したはしたものの、名実ともに世界一流の自動車ブランドであることは間違いない。

 しかし、中国メディアの今日頭条は2日付で、中国には10年後にトヨタの販売台数を超える可能性がある自動車メーカーが存在すると説明し、このブランドについて紹介している。

 記事は、トヨタは世界各国に子会社を持ち、完璧に整備された部品供給システムを持つと称賛しつつ、複数の超一流企業から構成されているトヨタグループを超えるのは非常に困難であるという見方を示した。

 しかし、中国メーカーの「奇瑞汽車」と「吉利汽車」は、10年後にはトヨタを超える可能性があると主張。この理由について、数々の中国自動車メーカーのなかでも奇瑞汽車と吉利汽車はどちらも海外市場への進出という点で豊富な経験を持ち、また様々な車種を製造しており、両社ともに着実に技術を吸収あるいは開発する企業理念を大切にしているからだと説明した。

 記事は、この3つの条件はトヨタを世界一流ブランドたらしめている重要な条件であるだけに、10年後であれば急速な発展の潮流に乗っている中国自動車業界のなかで、とりわけ奇瑞汽車と吉利汽車の販売台数がトヨタを超えている可能性は十分にあるという見方を示した。

 記事は技術を重視する姿勢を堅持していけば、時間がかかってもいずれ結果が出るとの見方を示している。中国車の品質が向上し、販売台数が伸びているのは事実だが、中国国内だけの販売台数ではトヨタを超えることは不可能であり、世界で勝負する必要があるのは明白だ。中国メーカーがわずか10年間で世界で戦えるだけの実力をつけることができるのかは疑問だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)