6日、訪韓時に紛失した携帯電話を見つけてくれたことへのお礼の手紙が、台湾人女性からこのほど韓国の警察署に届いた。写真は韓国の警察官。

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2017年2月6日、韓国・ニュース1によると、台湾に暮らす女性ファンさん(30歳)からの手紙がこのほど韓国中東部に位置する観光都市・安東(アンドン)の警察署に届き、韓国で注目を集めている。

ファンさんは昨年11月27日、世界遺産に指定された安東の観光地・河回村(ハフェマウル)を連れの2人と共に散策後、携帯電話を紛失したことに気付き警察署に駆け込んだ。いつどこで紛失したかも分からない上に、韓国語ができず困り果てていた。しかし通訳アプリを通じてなんとか事の経緯を把握したクォン警衛(警部補に相当)ら地区隊2チームは、河回村内やファンさんらが乗車した路線バスなどを捜索、逆探知に乗り出した。1時間後、「携帯電話を見つけた」と連絡をしてきたバス運転手から携帯電話を受け取り、待ちわびていたファンさんへ渡したという。

手紙は、ファンさんからお世話になった警察官らへの感謝をつづったものだった。ハングルの手紙には、旧正月を迎えた警察官らへの新年のあいさつのほか助けてくれた警察官一人一人の名前が書かれており、さらにファンさんが暮らす台中市の有名菓子店のパイナップルケーキが添えられていたという。また、ファンさんがこの手紙を書くために韓国語を独学したことも判明した。

手紙を受け取ったクォン警衛は、「訪韓した外国人に韓国に対する良い印象を与えられたようで、やりがいを感じている」と語った。

これに対し、韓国のネットユーザーからは「久しぶりに温かいニュースだ」「韓国の警察、頑張って!」「外国人はどれほどつらかっただろう、警察ありがとう」「警察官が外交官の役割も果たしてくれたね」と、警察に対して応援や感謝の声が多数寄せられている。

しかし一方で「自国民の要請にもこうやって対応してくれればよいが…」「大多数の警察官は、このようにねぎらいと賛辞を与えられるべき民衆の支えだが、権力と政治の手先となっている何人かの警察トップが問題」と警察への厳しい意見のほか、「こういう温かい記事があふれる国にならないとね」「これでこそ韓国にまた来てくれる。ぼったくりをしていたら来てくれるわけがないさ」との声もあった。(翻訳・編集/真)