『愛される色 オトナ世代の色えらび』七江 亜紀 講談社

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 著書『愛される色 オトナ世代の色えらび』の中で、人には誰しも「その人の肌の色、髪の色、瞳の色と『なじむ色』」、いわば自身を輝かせてくれる"似合う色"があると述べるのは、著者でカリスマカラーコンサルタントの七江亜紀さんです。

 似合う色をまとえば、「肌にツヤ感が出て、明るく若々しい印象に見せる」ことができるものの、似合わない色をまとってしまうと、何歳も老けた見た目にしてしまうこともある。年齢を重ねるにつれ現れてくる、「シミ、目の下のクマ、血管やシワ」を悪目立ちさせてしまうことになるのだ、と七江さん。

 白、黒、グレー、ベージュ、ネイビー、水色...無難だと思い選んでいた洋服の色も、もしかするとそんな"似合わない色"である可能性も。さっそく本書のなかで指摘されている具体例をご紹介しましょう。

 たとえば、「どんな色とも合わせやすい」ため、大人が選びがちな色である"グレー"。しかしグレーは、「地味で不健康」なイメージを与えてしまうこともあるといいます。そんなときには、「レースなどの透け感のある素材や、プリーツやフリルなどのひとクセある」「デザイン性の高いもの」を選べば、大人世代だからこそのシックな着こなしに。また、グレーを着る際には、「アクセントカラーを取り入れ」、「グレーを着こなしのメインカラーにしない」ことも重要だと七江さん。

 続いて、定番色のなかでも「幅広い層に支持されている」"ネイビー"。このネイビーも選び方を間違えてしまうと、「顔色が悪く見えてしまう」そう。

 そこで、大人世代がネイビーで試したいのは、「先入観を捨てた、新鮮な配色」。ネイビーといえば、「ネイビー×白のマリンルックの配色」を考えがちですが、大人の場合、意外性のある組み合わせにしたほうが「上級のネイビー」に決まるとのこと。「シックで辛口の印象」にしたいのならば、「ネイビー×イエローの組み合わせ」を。「差し色に、シルバーの靴とバッグ」を持ってきても良いと七江さんは本書で述べています。

 ちなみに「洗練された雰囲気」にしたいのならば、「ネイビー×グリーン」がおすすめだそう。グリーン系は、大人世代がぜひとも取り入れたい色として、七江さん一押しの色だとか。

 しかし、たとえ"似合う色"を身に付けたとしても、「安っぽい素材」を選んでしまうと、30代後半からは「貧相に見えてしまう」ことがあるので注意が必要だと七江さん。大人の肌をきれいに見せるためには、「素材の『ツヤ感』」を大切にし、「光沢のある織りの素材や、シルク素材」を選びましょう。そして「パリッとシャープな直線ラインを強調」する"ハリ感"も重要。「体型をうまくカモフラージュ」してくれるのだといいます。「似合う色と、ハリ感の組み合わせは、大人世代の最強コンビ」なのだそうです。

 服はあるのに、なぜか最近キマらない...と悩んでいる方、バレンタインで彼をあっと驚かせたいという方、本書『愛される色 オトナ世代の色えらび』を参考にしながら、一度"似合う色"を見直してみてはいかがでしょうか。