6日、参考消息網によると、国際的詐欺事件の容疑者約300人がスペインで逮捕された問題をめぐり、中国当局が台湾籍の容疑者269人の身柄引き渡しをスペイン側に要求している。写真はマドリード。

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2017年2月6日、参考消息網によると、中国国内で多くの被害者を出した国際的詐欺事件の容疑者約300人がスペインで逮捕された問題をめぐり、中国当局が台湾籍の容疑者269人の身柄引き渡しをスペイン側に要求している。

両国の警察は昨年12月、マドリードやバルセロナなどで振り込め詐欺グループの拠点を摘発し、関与した約300人を逮捕した。グループが狙っていたのは中国国内の市民。警察や検察を装うなどして約3000人から1200万ユーロ(約14億4000万円)以上をだまし取ったとされている。

この件について、中国、台湾ともに容疑者の引き渡しを求めており、台湾で経済犯罪として起訴された場合は最高で懲役5年となる見通し。一方、中国で詐欺罪は無期懲役になる可能性もある。現地の中国大使館はスペイン外交部に対し、「スペイン政府を尊重する」としながらも要求の聞き入れを求める書簡を送ったという。(翻訳・編集/野谷)