7日、韓国メディアによると、ソウルの大学病院で脊椎手術を受けて死亡した70代の女性の火葬後の遺骨から20本の手術用ボルトが発見されたことが、波紋を広げている。

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2017年2月7日、韓国・MBNによると、ソウルの大学病院で脊椎手術を受けて死亡した70代の女性の火葬後の遺骨から20本の手術用ボルトが発見されたことが、波紋を広げている。

昨年11月にソウルのある大学病院で脊椎手術を受けている最中に死亡した78歳のパク・チョンジャさんの火葬後の遺体から20本の手術用ボルトが見つかった。

腰が曲がり、3年前に6本のボルトをねじ込む手術を受けたパクさんは、次第に痛みを感じるようになり、2本のボルトの方向を正す手術を受けることになっていた。しかし、実際の手術では7時間かけて6本のボルトの方向を正し、14本のボルトを新たにねじ込む「脊椎変形矯正術」が行われていた。さらに、医療チームはその事実を家族らに知らせなかったという。手術直後、病院側は「手術は成功したが、手術と無関係の肺血栓症で死亡した」と説明していた。

母親が簡単な手術を受けて死亡したと考えていた遺族らは20本の手術用ボルトが発見されたことに驚き、病院側に抗議した。すると、病院側は「手術前の説明が不十分だった」と一部の事実を認めた。しかし、「手術は成功した」との立場を固守しており、遺族らとの法廷での争いは避けられない見通しだという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「もうすぐ80歳になるお年寄りに無理な手術をするなんて…。医者のすることとは思えない」「医者を殺人罪で訴えるべき」「韓国は医者さえも信じられない社会になってしまった」「まるで建築物のような扱い」「恐ろしい。まるでレゴを組み立てるかのように人の骨にボルトをねじ込むなんて」など、驚きの声や病院側に対する非難の声が相次いでいる。一方で「医者は神様ではない」「手術中に必要と判断したからボルトを増やした。何も知らない専門家でない人が批判するのはおかしい」との意見もあった。(翻訳・編集/堂本)