一時期と比べるとずいぶん下火になったと言われる中国人旅行者による爆買い。しかし、海外での不動産購入はまだまだ爆買いが続いているようだ。なぜ中国人は海外の不動産投資に熱中するのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 一時期と比べるとずいぶん下火になったと言われる中国人旅行者による爆買い。しかし、海外での不動産購入はまだまだ爆買いが続いているようだ。なぜ中国人は海外の不動産投資に熱中するのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は5日、中国人による海外投資が加速している理由について考察する記事を掲載した。

 記事は、2016年に中国人による不動産の爆買い対象となった場所について、欧米のみならず台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイが挙げられると指摘。例えばタイは、生活に適した気候で台風や津波などの災害は少なく、北京などのような大気汚染もない。そのため、タイは中国企業と中国人投資家にとって注目の市場なのだという。

 また、海外での不動産爆買いという波に、かつての日本のような勢いがあるのは、中国人富裕層の投資先が「中国国内にないため」だと記事は分析。株や金、債権などはいずれも当てにならず、結局のところ不動産が確実な投資先であり、国内では購入制限がかかって買いたくても買えないのだという。さらに、最近の人民元安もあって、「海外で不動産を買うなら今のうち」という心理に拍車がかかり、海外での不動産爆買いにつながっているのだと論じた。

 中国人による海外不動産爆買いの流れは17年も続きそうだが、中国から地理的に近く、きれいで住みやすい日本には今後さらに大量のチャイナマネーが流れ込んでくるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)