救助ロープをしっかりと噛む犬(出典:https://www.youtube.com)

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窮地に陥っている動物はほとんどがパニック状態になっているため、救助する人間側が最大の努力を費やさなければならない場合がほとんどだ。しかしこのたび、井戸に落ちてしまった犬は救助者の投げ入れたロープを自ら噛んで見事、救出に成功した。この賢い犬の動画を英メディア『Daily Mail』などが伝えている。

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タイのバンコクで井戸に落ちてしまった犬が悲痛な声で必死に助けを求めていた。それを耳にした通行人がすぐさま救助隊に連絡を入れ、深さ20フィート(約6メートル)の井戸にロープが投げ入れられた。

動画を見る限りでは、ロープは“投げ縄”状態に結ばれて先端に輪っかがあり、この輪の中に犬をくぐらせて引き上げようとしたと思われる。しかし犬は自らの歯でロープを噛んだ。犬はまるで、このロープが引き上げてくれることを知っているかのような素振りを見せたのだ。

救助者は犬をロープごと引き上げ、後もう少しで井戸から出られる…と思った矢先、犬は力尽きたのかロープを口から離してしまい再び井戸の底へ落ちてしまった。再度試みるが、またもや失敗してしまう。

皆が心配して見守る中、最後の力を振り絞ってロープを噛み続けた犬は、無事に井戸の外へと救出された。救助に携わったゴメイト・トマリンさん(Gomate Tummarin)は「この犬は最近赤ちゃんを産んだばかりだが、持てる限りの力を振り絞ってロープに食らいついていた。きっと怖かったのだろう。助けを求めて必死に鳴き叫んでいた」と話している。

少し前に激流に飲み込まれそうになった犬を相棒の犬が棒をくわえて救助したアルゼンチンからの動画が話題になっていたが、犬には人間が知る以上に高い知能を持っているのかもしれない。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)