サミー・デイビス・Jr. Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images

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 20世紀のアメリカを代表するエンターテイナーのひとり、サミー・デイビス・Jr.の伝記映画を製作するプロジェクトが立ち上がった。

 デイビス・Jr.の伝記企画はこれまでにも何度となく浮上したが、権利問題により頓挫してきた。しかし米Deadlineによれば、このほどようやくデイビス・Jr.の遺族の足並みが揃い、ライオネル・リッチー、ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラほかのプロデューサー陣と共同で製作にあたることになったという。

 新作伝記映画は、1965年に発表されたデイビス・Jr.の自伝「Yes I Can: The Story Of Sammy Davis, Jr」(バート&ジェーン・ボイヤー共著/邦題「ミスター・ワンダフル サミー・デイビス・ジュニア自伝」)を下敷きにする。

 1925年、ニューヨークのハーレムでボードビル芸人の一家に生まれたデイビス・Jr.は、幼少の頃から舞台に立ち、物まねやタップダンス、歌の才能を発揮してマルチタレントとして大活躍。交通事故により左目を失明する不幸に見舞われたが、その後復帰して「オーシャンと十一人の仲間」(60)などシナトラ一家のメンバーとして多くの映画に出演した。日本ではサントリーのCMでも親しまれた。稀代のエンターテイナーだったが、90年、64歳の若さで喉頭がんのため死去した。