もはや指すら動かさずにテレビを見るという...。

Netflixでは年に2回、社員のエンジニアたちが遊び心を発揮して、面白デバイスやソフトウェアを開発するイベント「Hack Day」を開催しています。たとえば、1950年代のテレビをハックしてするという単純な遊びから、ブロードバンドが普及していない地域に行き3G回線のモバイルデバイスでNetflixを再生するという実際的な取り組みまで、さまざまな試みが行なわれてきました。

Quartzが取り上げた、そんなHack Dayの最新回では、なんと脳波を検知して瞑想をガイドしてくれるデバイス「Muse」を改造して、脳波でNetflixをコントロールするリモコンを開発したチームが現れました。公式ブログとYouTubeチャンネルで詳しく紹介されています。



動画は、NetflixOpenSourceが公開したもの。


Netflix 脳波 1


こちらはチーム1の怠け者であるという人物。すぐ横にあるリモコンを指差して「リモコンが遠すぎるんだ」と言っております。


Netflix 脳波 2


そんな彼に改造したMuseを装着してもらいます。

モーションセンサーが付いているようで、首を横に降ることで選択カーソルを動かすことができます。画面上の作品をこれで選ぶわけですね。


Netflix 脳波 3


確かに画面が動いています。そしてポイントはここ。頭の中で「再生!」と考えると...


Netflix 脳波 4


なんとちゃんと動画が開始されました!


Netflix 脳波 5


おおー!と驚きの様子。しかし公開されているのはこのビデオだけ、操作の様子を録画してはいるものの、どれくらいスムーズにコントロールできるのかは...ちょっと怪しいのではないでしょうか。年に2回のお遊び企画なので、実用化を目指して取り組んでいるわけではないようです。

Museは瞑想中の思考の忙しさを検知して、どれくらい集中して瞑想ができていたか教えてくれるデバイス。頭の中の言葉を理解できるわけではないので、おそらく「Amazon Prime!」と頭の中で叫んでも再生されるのでは...と勘ぐってしまいます。

でも面白い発想ですね。いずれ思考の読み取りがさらに発展すると、案外夢物語じゃなくなるのかもしれません。

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images: NetflixOpenSource - YouTube
source: Quartz, Netflix, NetflixOpenSource - YouTube

(塚本 紺)