【会見】日本のおもてなしに感謝するデンマークサッカー協会会長「このパートナーシップは光栄」

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▽日本サッカー協会(JFA)は7日、デンマークサッカー協会(DBU)とパートナーシップ締結を発表し、協定調印式を実施した。

▽調印式に参加したDBUのイェスパー・メラー会長は会見で次のようにコメントしている。

◆イェスパー・メラー会長(DBU)

「田嶋会長、鈴木長官、文化大臣、大使、並びにご来賓のみなさま、フットボール界における友人のみなさま。日本とデンマークの間で歴史的な合意に達することができて光栄に思っています」

「今年は日本との外交150周年を祝う年であります。1867年以降、両国は協力、貿易など一緒に取り組んできました。会長もおっしゃられたように、フットボールの分野では対戦もしてきました」

「先ほどは素晴らしいビデオ拝見させていただきました。女子やユースは何度か対戦していますが、男子代表は2度しかない対戦していません。1度目は1971年のコペンハーゲンで行われた親善試合。1万1千人を集めた試合で、デンマークが3-2で勝ちました。当時は私も見ていて覚えています。今度は2010年、南アフリカのワールドカップで日本がデンマークを負かし、結局デンマークは敗退することになりました。3-1で日本が勝利し、現地で試合を見ていましたが、あの時の結果はもう覚えていません」

「日本はデンマークに勝って海外の大会で決勝トーナメントに進出するという偉業を達成しました。デンマークにとっては最悪の結果でしたが、5日後のチケットをとって日本対パラグアイをみました。1つの試合で、45分の前後半があります。その間は友好関係があっても試合中は敵対関係があります。ただ、デンマークとしては長年の友好関係を疑っていません」

「ピッチでの敗戦は短期的に心を炒めるものですが、日本とデンマークとの協力関係は長きにわたるものです」

「さて、今回パートナー協定に署名することになりましたが、強力な協力関係の証だと思っています。この協定によって、グラスルーツ、知識の共有、ナショナルチーム間の競争など様々な部分で協力していきたいと思っています」

「今回の協定は大陸間のパートナーシップであり、サッカーに国境がないという証になります。世界でプレーされているスポーツです。このような変化の時代で、世界に対して協力関係というものは国境を知りません。この協力関係こそが、進歩、発展、双方の成長に繋がるものだと示すことになるでしょう」

「会長の暖かなご挨拶に感謝しています。JFAのみなさんからも友情や暖かなおもてなしを受けました。この美しい日本に来られて本当に光栄ですし、本部に来られて嬉しく思います。協力関係は個人的にもデンマークのサッカー界にとってもありがたく思っています」

「ただ、我々の関係は新しいものではありません。すでに2002年の段階でサッカー協会から暖かな歓迎とおもてなしをもらいました。素晴らしいトーナメントでしたし、私は残念ながらピッチには立てず現場にいましたが、和歌山でも未だにファンクラブが存在しています」

「彼らはデンマークを応援してくれましたし、昨年のキリンカップでも応援してくれました。このパートナーシップは光栄であり、日本とデンマークのサッカーにとって大きな恩恵をもたらすものでしょう」

「今度は皆様とデンマークで会いたいです。デンマークがホストとしてお呼びしたいと思います。我々は1992年に欧州選手権を制し、今年は25周年になります。92年当時のデンマークと、現世界チャンピオンであるドイツでリベンジマッチを予定しています。そこに特別ゲストとして招待したいと思います」

「今日の式典にはボック大臣にも参加してもらい嬉しく思います。日本とデンマークの文化交流においてスポーツが基礎となっていることの表れだと思います。最後に、ピッチ内外で日本との絆を深めている大使館で勤める人たちや、大使に御礼を言いたいです」

「サッカー協会間の協力関係の幕開けであり、この協力関係はお互いに恩恵があるものです。関係を強化してサッカーで文化に大いなる貢献することでしょう」