Doctors Me(ドクターズミー)- 妊娠発覚〜出産退院までの流れが知りたい!ママが準備するべきToDoリスト

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妊娠、出産は女性にとってひとつの大きなイベントとも言えます。近年では妊活といった言葉がトレンドに上がるなど、大きな関心事となっているでしょう。

しかし、妊娠、出産は体調に変化が現れやすく、特に初産の方は不安を抱えることが多いかと思われます。

そこで今回は妊娠をテーマに妊娠発覚から出産後まで、時系列順にそってご紹介させていただきます。

目次


□ 1:妊娠検査薬で陽性が出たら
□ 2:妊娠初期
□ 3:妊娠中期
□ 4:妊娠後期
□ 5:臨月
□ 6:出産の入院準備
□ 7:出産時パニックにならないために
□ 8:出産後から退院まで

1:妊娠検査薬で陽性が出たら


陽性反応後は産婦人科へ


妊娠検査薬が最初に陽性反応を示すのは妊娠3〜4週目など非常に早い時期で、一般にまだ胎児心拍はおろか、胎嚢も確認できない時期ということになります。

大体、妊娠5週目で胎嚢という赤ちゃんの入っている袋が見え、6週目以降胎児心拍が見えてきますので、早くとも妊娠5週以降、遅くとも7週目くらいに受診するのが最適といえます。

産婦人科でどのようなことをする?


・問診
・内診
・経膣での超音波検査
・身長体重測定
・血液検査(血液型や感染症含む)
・尿検査

出産予定日が分かるタイミング



妊娠が確定した際に、前回生理の開始日から出産予定日を告げられることが多いです。

ただ、排卵がずれる場合もありますので、妊娠8〜10週くらいの赤ちゃんのCRL(頭殿長)を見て、妊娠週数と一致するか確認し、5日以上日にちがずれていれば予定日を修正する場合があります。

2:妊娠初期


妊娠初期の期間


妊娠2カ月から4カ月、週数にすると妊娠4週から15週までを指します。

妊娠初期にあらわれる症状


・胸の張り
・乳首のピリピリした感じ
・眠気、だるさが続く、
・腹痛
・腰痛
・吐き気、嘔吐
・生理が予定通り来ない
・高温期が持続する

いわゆるつわりの症状は早い方であれば妊娠4週、つまり28日周期の方であれば生理が来ないな、と気づいた前後から出始めることがあるといわれています。

また、着床出血と呼ばれる微量の出血がある方も全体の半分以下ですがいらっしゃいます。

妊娠初期は妊娠に気がつきにくい理由


妊娠初期に起こる症状は、生理前や風邪のひきはじめなどの症状と似通っていることが多く、今までに経験したことのないような特別な症状がおこる、というわけではありません。

妊娠初期に注意すること



妊娠に気づかないことで知らずに赤ちゃんに影響するお薬などを飲んでしまったり、本来妊娠中にないほうが良いワクチンなどを打ってしまったり、飲酒や喫煙などをしてしまうこともあり得ます。

また、予定を詰め込んで体に負担をかけてしまったり腹部を締め付ける服装をしてしまうことも妊娠初期にはよくありません。

妊娠に早く気がつくための対策


定期的に性交渉のあるかた、妊娠を希望している方などはできるだけ日ごろから基礎体温をつけ、生理予定日を過ぎても高温期が続いているようであれば、妊娠の可能性を頭に入れて行動することが大切です。

3:妊娠中期


妊娠中期の期間


妊娠16週から27週にかけて、月数でいうなら妊娠5カ月から7カ月までの時期を指します。

妊娠中期はつわりも落ち着いてきて、胎盤が完成し安定期と呼ばれる時期に入ります。

つわりがおさまると食べ物がおいしく感じるので、体重増加に気を付けたい時期とも言えます。

妊娠週別の状態、注意点


■ 妊娠5カ月(16〜19週)
お腹が目立ち始め、妊婦さんらしい体型になってきます。赤ちゃんは活発に動くようになり、この期間にはじめて胎動を感じる妊婦さんも多いでしょう。

■ 妊娠6カ月(20〜23週)
ほとんどの人が胎動を感じ、赤ちゃんの存在を身近に感じます。ホルモンの働きによって便秘がちになる方も多く、乳首なども色素沈着して色が濃くなってきます。

■ 妊娠7カ月(24〜27週)
お腹が急激に大きくなることによって、上を向いて寝ると息苦しく感じます。妊娠線にも要注意の時期です。

妊娠中期の過ごし方



■ 食事
不足しがちな鉄分などを意識し、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

■ 睡眠
特に妊娠中期も後半に入ると、あおむけ寝はつらくなりますから、横向きにしたほうが楽に寝られる場合が多いでしょう。

■ 外出
体調が良ければ、気分転換のためにも行ってよいと思いますが、くれぐれも転倒には気を付けましょう。

■ 仕事
妊娠中を通じて、決して無理はせず、十分な休息をとりながら行います。

■ パートナーとの関係
安定期に入り、流産などの可能性が減ってきますので、二人でお出かけする機会なども持つようにしたいですね。

4:妊娠後期


妊娠後期の期間


妊娠28週0日から39週6日までを指します。月数でいうなら妊娠8カ月から10カ月ということになります。

妊娠後期の妊婦さんは、お腹が目に見えて大きくなり8カ月くらいでは胎動が最も活発になり眠れない方も多くいらっしゃるでしょう。

大きくなったお腹が膀胱を圧迫することで頻尿になることもますます多くなってきます。

妊娠週別の状態、注意点


■ 妊娠8カ月(28〜31週)
むくみや血圧上昇などが出やすい時期ですので食事は薄味、出来れば和食を心がけましょう。お腹のハリや、硬くなる感じがあったらすぐに休み、痛みが出たり収まらない場合は受診の必要があります。

■ 妊娠9カ月(32〜35週)
腰痛や足のむくみ、尿漏れなどの症状が出やすくなります。妊娠の経過に問題がなければ、軽い運動などで気分転換をしましょう。

■ 妊娠10カ月(36〜40週)
いよいよ、待ちに待った出産の時期です。ここまでくると赤ちゃんはいつ生まれても安心ですので必要以上に緊張せず、リラックスして過ごしたいです。

お腹のハリや破水などには注意が必要です。

妊娠後期の過ごし方



■ 食事
塩分やカロリーの摂りすぎには気を付けてください。便秘予防のため、食物繊維を摂りましょう。

■ 睡眠
胎動や頻尿で不眠になりがちですから、日中でも少し休憩を取るようにするのが大切です。

■ 外出
臨月が近づき、いつ出産になってもおかしくないので、産院の電話番号や母子手帳、保険証などは常に携帯しておくとよいです。

■ 仕事
多くの方が産休に入る時期です。出産近くまで働く予定でも、お腹のハリや身体の疲れなどを考慮して、休む時間は十分確保するようにしましょう。

■ パートナーとの関係
お産が近づいているので、立ち合い出産の予定があるのであれば連絡の打ち合わせや、産後の予定や用意してほしいものなども話しておきましょう。

5:臨月


臨月の期間


妊娠36週0日から39週6日までの期間を指します。産科で言われる正産期とは37週0日から41週6日を指すので、少し時期がずれています。

いよいよ出産まであと少しといったところでしょうか。出産への不安と、赤ちゃんに会える喜びが入り混じる時期かと思います。

臨月の症状


・おなかが下がってくる
・前駆陣痛が始まる
・胃のあたりが軽くなって食欲が出てくる
・胎動が減ってくる
・足の付け根や恥骨が痛む
・排尿間隔が狭くなる

臨月の時に心がけるべきこと



■ 準備しておくものリストをチェック
多くの場合病院から、出産に備えて準備しておくもののリストを渡されるはずですので、バッグなどに詰めて、いつ入院になってもよいように準備万端にしておきましょう。

■ 出先から直接病院に向かう事態に備える
母子手帳や保険証、病院の電話番号や診察券なども持ち歩くようにし、出先から直接病院に向かうような事態になってもパニックにならないように、入院の準備をしたバッグは家族にもありかを伝えておきましょう。

■ 出産後に必要なものは事前に用意
赤ちゃんが生まれたら、特に最初のうちはなかなか外出することが難しいですから、おむつや肌着、新生児用のおくるみや車で病院から連れて帰るのであればベビーシートなども忘れずに。

臨月の時のNG行動


・激しい運動
・食べ過ぎ
・一人で長時間の外出
・塩分の摂りすぎ
・性交渉
・里帰りは34週までに済ます

6:出産の入院準備


お産開始の自覚症状


■ 陣痛
本陣痛、つまり分娩につながる陣痛は、痛みの周期が何分おき、というようにリズムがあって、だんだん痛みが強くまた持続時間が長くなっていきます。

■ 破水
破水とは、赤ちゃんと羊水を包む卵膜が破れて、羊水が出てきてしまうことです。本来は子宮口が全開大の時に起こるものが適時破水です。

お産がはじまる前に破水したかもしれないと思ったら、できるだけ動かず、清潔を保って病院に連絡したうえで受診しましょう。そのままお産になる可能性もあります。

■ おしるし
個人差はありますが、出産当日から3日くらい前に見られることが多いもので、赤ちゃんの娩出のために子宮口が開き始めると、赤ちゃんと羊水を包んでいる卵膜と呼ばれるものがはがれて血が出て、これがおりものと合わさって下着などに付着するものです。

ない方も、数日続く方もいて、半数くらいの方は何らかのおしるしがあるといわれています。

入院出産に必要なもの



■ 入院手続きに必要なもの
・保険証
・診察券
・母子手帳
・印鑑

■ 入院生活に必要なもの
病院により異なりますので、リストを確認したうえで準備するようにしましょう。

パジャマはレンタルの場合が多いですし、産褥ショーツやパッドなどはお産セットなどとして病院の売店で販売されているものをすすめられるケースが多いでしょう。

■ 入院生活にあったら便利なもの
・使い慣れたスキンケア用品
・リラックスグッズ
・シャンプーやコンディショナー
・歯磨きセット
・小銭
・メモ帳とペン

■ 陣痛、分娩の際にあったら便利なもの
・お気に入りのCDや本
・病院で許可されているならばカメラ、ビデオカメラ
・お気に入りのあめやガムなど

■ 産後必要になるもの
母乳パッドや産褥ニッパー、腹帯など病院から指示があるのでその通り準備しましょう。

■ 退院時に必要なもの
・赤ちゃんの服や肌着
・(車で連れ帰るなら)ベビーシート
・おむつ
・ママ用の洋服
・おくるみ

7:出産時パニックにならないために


出産時はパニックになりやすい


出産は女性の人生の一大イベントであり、また、初めて赤ちゃんに会える、そして痛みを伴う、といった色々な期待や興奮、恐怖などが入り混じる出来事でもあります。

このため、いざ出産を迎えるとパニックを起こす妊婦さんも少なくないようです。

出産時にパニックになりやすい状況


■ 陣痛を待っているとき
陣痛に対する恐怖などでパニックを起こす方もいらっしゃるかと思いますが、陣痛自体がはじまる前は平常にと変わらない方が多いでしょう。

■ 陣痛が始まったとき
陣痛が始まった時にパニックを起こす方は多く、今までに経験したことのない陣痛、これからどうなるのと不安になりがちです。

■ お産が始まったとき
いざ出産になると、にわかに忙しくなる分娩室の雰囲気などもパニックを誘発するのかもしれません。

■ 会陰切開のとき
会陰を切開するはさみの音が大きく聞こえた、などといった先輩ママの話から恐怖を感じる方もいらっしゃいます。

■ いきんで赤ちゃんを出すとき
赤ちゃんが産道を通ってくる独特の感覚、きちんとお産が進んでいるのかどうか心配のあまりパニックになることもあります。

出産時のリラックス方法



◎ 陣痛の波がおさまった時に、軽く甘いものなどを口に入れる

◎ パートナーや看護師さんなどとおしゃべりをする

◎ お気に入りの音楽を入れたCDを用意してそれを聴く

◎ リラックスグッズがあれば持参する

◎ 吐くことに集中して深呼吸をする

痛みに弱い人でも陣痛に耐えられます


痛みに弱い人でも、通常の分娩、陣痛であれば多くの場合、耐えられます。

ただ、極端に恐怖の強い方は、主治医の先生と相談して無痛分娩などを選択する方法もあります。

8:出産後から退院まで


出産から退院までの日数


経膣分娩の場合、通常は初産婦では産後6〜7日目、経産婦では産後5〜6日目に退院となります。

帝王切開の場合には、プラス1〜2日延長することがあります。

退院当日に準備しておくこと


■ タクシー
生まれて1週間も経っていない新生児が乗車することを予め運転手さんに伝えてから乗りましょう。

■ チャイルドシート
6歳未満の子供が自家用車に乗るときにはチャイルドシートに乗せることが法律で義務付けられています。

出産後退院するときに新生児が乗る場合にもチャイルドシートが必要です。生まれる前に準備しておきましょう。

■ 抱っこ紐
まだ首の据わっていない新生児では、横抱きが基本です。横抱きができるタイプの抱っこ紐を準備しておきましょう。

■ 赤ちゃんの服装
生まれたばかりの新生児は、まだ体温調節が十分にできません。 特に汗をかいて体温を下げる機能が十分に発達していないため、体が熱くなりやすいです。

大人よりも1枚薄着にさせることを心がけましょう。

退院後に準備しておくもの



・ベビーベッド、ベビー布団など、赤ちゃんをすぐに寝かせられる場所
・ベビー服などの衣類
・新生児用オムツ、お尻拭き
・粉ミルク、哺乳瓶
・ベビーバス、バスタオル、ベビーソープなどの沐浴用品

産後で必要な手続き


■ 役所で行うこと
・出生届の提出(産後14日以内に出しましょう)
・児童手当の申請(出生月の月末までに出しましょう)
・乳幼児医療費助成の申請
・高額医療費控除の申請

■ ママさんの勤務先などでおこなうこと
・健康保険の加入手続き
・出産育児一時金の申請
・出産手当金の申請
・育児休業給付金の申請

最後に編集部から一言


妊娠検査薬で陽性が出てから、出産後の退院までご紹介させていただきました。

妊娠、出産は特別な経験ですから、よくパートナーと話し合い、元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈っております。

(監修:Doctors Me 医師)