中盤の底でパスをさばき、ゴール前に飛び出してアシストも記録したMF扇原貴宏

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[2.7 練習試合 横浜FM2-2大宮 シーガイア]

 2本目途中から出場したレフティーが中盤の底で存在感を見せた。横浜F・マリノスは2本目の17分からフィールド選手を総入れ替え。ダブルボランチの一角には名古屋から加入のMF扇原貴宏が入った。

 攻撃時には最終ライン近くまで下りてきてパスをさばくだけでなく、3本目の13分には縦パスに自らゴール前へ走り込み、ヒールで落としてFW伊藤翔のゴールをアシスト。「(ダブルボランチを組んだ中島)賢星が低い位置にいてスペースがあった。飛び出したらいいパスが来た。いいタイミングで飛び出せたと思う」と納得の表情だった。

 ベンチ前のエリク・モンバエルツ監督からも「タカ! タカ!」としきりにポジショニングの指示が飛ぶなど、攻撃の起点として大きな期待を寄せられている。サイドチェンジを含めた長短のパスは扇原の持ち味の一つで、「もうちょっと(パスを)前に付ける回数を増やしたかった。取ったボールを後ろではなく、前にもっとスムーズに付けられれば」と反省も口にした。

 守備でも球際で体を張るなど、熾烈なボランチのポジション争いで猛アピール。「奪い切る回数を増やしたい。攻守両面でアグレッシブにやることが大事。インテンシティー高く90分間やれれば。もっと迫力を持ってやりたい」と貪欲に語る25歳のボランチは「ゲームの中心にいるような選手になりたい」と、新天地での定位置確保へ意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)


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