カブドットコム証券は2月7日、ベネッセコーポレーションが提携するオンライン教育プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」を通じて、個人投資家向けの本格的な投資教育講座「kabu.study(カブスタディ)」の提供を開始した。(写真は、「kabu.study」ローンチイベントで、左から、ダチョウ倶楽部の3人、カブコム証券の齋藤正勝氏、UdemyのRichard Qiu氏、ベネッセの福光賢治氏、ぺこさん)

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 カブドットコム証券は2月7日、ベネッセコーポレーションが提携するオンライン教育プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」を通じて、個人投資家向けの本格的な投資教育講座「kabu.study(カブスタディ)」の提供を開始した。国内金融機関が「Udemy」と連携するのは初めて。同日、東京・六本木でダチョウ倶楽部さん、オクヒラテツコ(ぺこ)さんをゲストに迎えたローンチイベントを開催。カブドットコム証券の代表執行役社長の齋藤正勝氏は、「Udemyのオンライン教育プラットフォームは、いつでも・どこでもすき間時間を使って、興味のあることから学べるメリットがある。今回の連携によって、国民の金融リテラシーの向上の一助になりたい」と語った。

 カブドットコム証券の齋藤氏は、これまでに日本で実施されてきた「投資教育」について、その普及が進まない要因を、(1)教育のプロの監修がなかった、(2)座学が中心でネットの活用が十分ではなかった――と指摘。「kabu.study」については、企画段階から国内通信講座のリーディングカンパニーであるベネッセ社が参画し、世界最大級のオンライン動画学習サービスを提供する「Udemy」のノウハウを活用することによって、従来の投資教育の限界を超えた普及を目指したいとした。

 「Udemy」は2010年にアメリカで誕生したオンライン教育プラットフォーム。現在、約45000コースを提供し、全世界で1500万人以上の受講者を抱えている。日本では、ベネッセ社として15年4月からサービスを開始している。PC、スマートフォン、タブレットなどデバイスを選ばず、好きな時間にアクセスが可能で、学習期限もないため、受講者の裁量で必要な時に必要なだけ、学習を進めることができる。ビジネス、IT、システム開発など、実社会ですぐに役立つ実践的な講座が充実していることが特徴。「金融」に関するコンテンツは、米国では人気のあるカテゴリーだという。

 2月7日にスタートしたのは、「1日でマスター! 今日からはじめる資産形成」という講座で、いまさら聞きづらい資産運用のいろはを、わかりやすく解説する。2月中旬には、「<虎の巻>証券取引の『税金のお悩み』解消」がリリースされる予定で、その後、「投資信託」「信用取引」「先物・オプション」など、講座を拡充する計画。受講料は、「1日でマスター! 今日からはじめる資産形成」は2400円だが、カブドットコム証券に口座を開設していると、無料で受講することができる。

 ローンチイベントに登場したダチョウ倶楽部の3人は、「これからの芸人としても、人生も先が短いから、将来の不安はある」(肥後克広さん)、「いつまでも熱湯風呂に入れるわけではないから(将来が不安)」(上島竜兵さん)など、お金をためる必要性は感じながら、「思っているだけで、どうしたらいいのかわからない」(寺門ジモンさん)。ぺこさんも「夫婦になったので、将来は子どももできたらうれしい。だから、お金は貯めれるだけ貯めておきたいと思う」と考えながら、資産運用については「本当に余裕のある人がやることで、自分たちには関係ない」と思ってきたという。

 そこで、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんから、簡単な勉強会を開いてもらい、「投資とはリスクを取りながら、お金に働いてもらうことなので、誰にでもできること。まとまったお金がなくても、少ないお金で始められる」などのポイントを教わった。学んだことをクイズ形式で確認すると、「ほど遠いことだと思っていたけど、少しずつやっていきたい」(ぺこさん)、「自分たちで分かることからやっていきたいと思った」(寺門ジモンさん)と、「お金の勉強」に少し興味を持ったようだった。(写真は、「kabu.study」ローンチイベントで、左から、ダチョウ倶楽部の3人、カブコム証券の齋藤正勝氏、UdemyのRichard Qiu氏、ベネッセの福光賢治氏、ぺこさん)