ちょっとした気持ちです

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住所を知らなくても、忙しくて会う時間がなくても、SNSやメールの文面に載せてすぐ届けられるのが、ソーシャルギフトと呼ばれるサービスです。コーヒー1杯程度の「ほんの気持ち」を届けるのに便利。あなたは使ったことがありますか?

通常のネット通販より単純

ソーシャルギフトの使い方は簡単です。まずはgifteeを例に基本的な流れをそれぞれ3ステップで紹介しましょう。

◆贈り方

1. ギフトを選ぶ

サイトに並ぶ商品の中から、価格やシーンを参考にギフトを選びます。

2. 決済

決済方法はインターネット通販とほぼ同じです。ただ、送料がかからない、住所入力や配達日指定が必要ないなど、操作はより単純です。

3. 送信

決済完了後に発行されるURLを、LINEやFacebookメッセージ、メールなどの文面につけ、「この間はありがとう!」などのメッセージとともに、贈りたい相手へ送信します。

サービスによっては、初回の会員登録、メッセージカードのセレクトといった手順がプラスされます。

◆受け取り方

1. ギフト内容を表示

LINEやFacebookメッセージ、メールなどの文面にあるURLをクリックします。

2. 利用条件を確認

ギフトの受け取り方をチェックします。利用可能店舗や有効期限など、詳細情報が表示されます。

3. 商品を入手

指定された店で商品と交換します。

宅配ギフトの場合は、指定されたページに希望する届け先住所、配達日指定などを入力して届くのを待ちます。このとき、住所など受け取り手の情報は、送り主に知らされることはありません。

おすすめ3サービス 便利なのはどれ?

ソーシャルギフトの利点は、お返しを期待しないプチプラギフトが贈れる、という気軽さ。そこで、100円台から選べるオススメのサービス3つをご紹介します。

◆街のおしゃれカフェも参加している giftee(ギフティ)

ソーシャルギフトといえば、全国で使える大手チェーンのギフト券を送るのが主流ですが、「渋谷のおしゃれなあのカフェのカプチーノをプレゼント!」といった具合に、街にある小さなカフェのギフト券も取り扱っています。メッセージカードの豊富なデザインも魅力。

◆ポイント貯まって贈り主もホクホク cotoco(コトコ)

cotocoはポイント制なので、送り主にもメリットあり。友だち招待や季節の行事によって、ポイントアップキャンペーンが行われたこともあります。ギフトの内容は、化粧品やご当地グルメなど、「モノ」も豊富。

◆ユーモアセンス抜群 LINEギフト

LINEが始めた「LINEギフト」は後発サービスですが、ひとつのアプリ内で、ギフト選びから送信までできることが強みです。父の日には、0円の「肩たたき券」を発行するなど、ユーモアのセンスも抜群。ただ、アプリ内の入り口が目立たないのが難点です。サービス一覧の中にあるので探してみてください。