台湾、高等練習機66機を自主製造へ 2026年までに旧型機と置き換え

現在空軍で運用されているF5戦闘機やAT3練習機はいずれも製造から30年が経過し、老朽化が指摘されていた。新しく導入される高等練習機は、最新のシミュレーション訓練システムを搭載し、訓練の簡略化を図るほか、補修維持コストを低減させ、効率化を進める。
新型練習機は国産戦闘機「経国号」の開発・製造などを手がけた漢翔航空工業が設計したXT5となる予定。同院は2019年にも試作機を完成させ、翌年には初飛行させたいとしている。国防部によると、すでに686億台湾元(約2474億円)の予算が組み込まれているという。
(呂欣ケイ/編集:齊藤啓介)
