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18年ぶりのWRC復帰ですからね。モータースポーツ好きの社長も力が入っているのでしょう。

トヨタのレーシング部門「TOYOTA GAZOO Racing」の2017年の活動計画発表会に行ってきました。話題の中心は何といっても18年ぶりに参戦を開始したFIA 世界ラリー選手権(WRC)です。そして、今シーズンのWRCにトヨタが投入するマシンの名は『ヤリス WRC』! ちなみに『ヤリス』とは、おなじみ『ヴィッツ』の海外での販売名になります。



この『ヤリス WRC』はWRC第1戦(モンテカルロラリー)において2位でチェッカーを受ける好成績スタートを切ったばかり。発表会ではマシンとともにドライバーを務めるヤリ-マティ・ラトバラ選手、そしてチーム代表のトミ・マキネン氏が出席しての質疑応答が行われました。


豊田章夫社長(左)、ドライバーのラトラバ選手(中央)、チーム代表マキネン氏(右)

ラトラバ選手とマキネン氏のトークが盛り上がってきたところで、なんとトヨタの豊田章夫社長がサプライズ登場。自身でもハンドルを握り、レースに参戦していることで知られる豊田社長だけに、ラトラバ選手に「ドライブ中は道とどんな会話をしているのか?」といったドライバー視点での質問をラトラバ選手へ投げかけていました。



▲2017年 TOYOTA GAZOO Racing 活動計画 (公式動画/約1時間)

WRCは、市販車への技術フィードバックだけでなくプロモーションとしても重要なステージ。メーカーとして力が入るのは当然のことながら、レーシング部門の発表会に社長自らが登壇するのは、やはりレース好きの豊田氏ならではのパフォーマンスですよね。

迫力満点なデモ走行でも、豊田社長が助手席に同乗!









トークの後は、屋外に場所を移して『ヤリス WRC』のデモラン。もちろんドライバーはラトラバ選手で、助手席にはこれまた豊田社長の姿が。間近で見るWRCカーの走りは迫力満点。本物のラリー仕様車が秘めたパワーの一端を垣間見せてくれました。



豊田社長も『86』のハンドルを握り、ドリフト&ドーナッツターンを披露。

ラリーだけじゃない! 「TOYOTA GAZOO Racing」最新マシンを一挙大公開



もちろん、「TOYOTA GAZOO Racing」が参戦するモータースポーツはWRCだけではありません。昨年、トップを走行しながらも残り時間3分でまさかのリタイアに終わった「ル・マン24時間レース」をはじめ、FIA世界耐久選手権への参戦を昨年に引き続き今年も表明。しかも昨年の雪辱を期すべく、従来のマシン2台体制から3台体制への増強が発表されました。このほかにも、ニュルブルクリンク24時間耐久レースやアメリカのNASCARシリーズ、国内のSUPER GTなど様々なレースへのチャレンジ体制が明らかに。

ここからは、展示されていたレース参戦車両の写真を。やっぱりレース車両を近くで見るとわくわくしますね。


まずは『ヤリス WRC』。リアウィングやブリスターフェンダーが迫力です。ミラーまでエアロパーツと化していますね。


ル・マン24時間などFIA世界耐久選手権に参戦する『tS050 HYBRID』。耐久レースは燃料補給の回数を減らすことも重要なので、燃費の良いハイブリッドにアドバンテージがあります。


ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する『LEXUS RC』。


現在は南米大陸で行われているダカールラリー参戦車両の『ランドクルーザー 200』。


全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する『SF14』。


国内のSUPER GTニサンセんスル『LEXUS LC500』。


SUPER GTのGT300クラスを走る『LEXUS RC F GT3』にはハイブリッドシステムを搭載。



壇上に並んだ選手たち。小林可夢偉選手や中嶋一貴選手の顔も見えます。

マシンのみならず、今年それぞれのレースを戦っていく選手たちの姿も見られました。F1参戦経験のある小林可夢偉選手や中嶋一貴選手をはじめ、そうそうたる顔ぶれの一流ドライバーたち。彼らの活躍を期待せずにはいられませんね。

文・撮影/増谷茂樹

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TOYOTA GAZOO Racing、2017年の活動計画を発表

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