動植物防疫検疫局提供

写真拡大

(台北 7日 中央社)行政院農業委員会動植物防疫検疫局は6日、東部・花蓮県内で2日に見つかったガチョウのヒナの死骸を検査した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N6型」の感染を確認したと発表した。台湾で確認されたのは初。衛生福利部疾病管制署の羅一鈞副署長は、同ウイルスのヒトへの感染は非常にまれで、感染力もH7N9型より弱いとし、過度に心配しないよう呼び掛けた。

防疫検疫局によれば、検出されたH5N6型の一部の塩基配列は韓国や日本で流行しているものと99%合致しているという。羅副署長は同ウイルスのヒトへの感染について、これまでに確定しているのは中国大陸の16件のみで、日本や韓国では見つかっていないと説明。ヒトへの感染の可能性の低さを強調した。

感染が確認された死骸は小規模の飼育場から廃棄されたものだとみられている。防疫検疫局によると、死骸が見つかった地点の周囲半径1キロ以内にある養鴨場を調べた結果、飼育されているアヒルの健康状態は全て良好だった。今後は周囲3キロの家禽農場に対して抜き取り検査を行い、死骸の出どころを探るとしている。

(陳偉テイ、楊淑閔/編集:名切千絵)