地元へ効果あるの?

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北海道の無人駅に中国人観光客が殺到し、トラブルが起きている。きのう6日(2017年2月)のことだ。2人の女性が線路内で歩いていると、踏切の警報機が鳴り、遮断機が降りはじめた。リポーターの中谷隆宏が「あぶない、あぶない」と大声をあげる。2人はあわてて線路から出たが、その直後に電車が通り過ぎた。中国人の観光客で「風景を見たくて線路のあっち側に行きたかったんです」と話す。

JR函館線の札幌駅から約30分、小樽駅手前にある朝里駅。地元の人以外はあまり降り立つことがなかった無人駅だったが、いま中国人観光客のマナーが問題になっている。小樽市によれば、2012年度に4300人程度だった中国人観光客が、年々増え15年度はなんと3万6000人を超えた。

映画のロケ地・朝里駅周辺へ「巡礼」

なぜ、人気なのか。中国人観光客の若い女性は「他人のブログを見て知りました」と話す。中国では、朝里駅周辺は海と雪がきれいな場所と多くのブログで紹介されている。実は2015年に中国で大ヒットした映画のロケ地だった。あこがれの地として多くの人がやってきているのだ。

駅を降りると、近くに海が広がっている。直線で行くと早いが、そこは住宅のある私有地。200メートル先までまわらなくてはいけないが、ついつい、近道を通ってしまう。

住民のひとりは「勝手に敷地に入ってきて、家の中をのぞかれたり、写真を撮られたり。犯罪ですよね」と困惑している。中国語で立入禁止の貼り紙で注意したが、効果があまりないようだ。

無人駅へ警備員2人配置し警戒

JR北海道によれば、この冬だけで列車の緊急停止は7回もあった。先月(2017年1月)から無人駅なのに警備員を2人配置したという。

菅野朋子(弁護士)「住居侵入や器物損壊になれば、警察が出なければならない場面があるかもしれませんね」

司会の羽鳥慎一「何か、地元の活性化に効果がありますか」

野上慎平アナ「いいえ。住宅地が広がっているだけです」

羽鳥「うーん、ちょっと、厳しいですね。なんかうまく出来ないでしょうか」