6日、市民が骨董品などを持ち込む“なんでも鑑定会”がこのほど成都で行われたが、9割以上が偽物と分かり、そのまま“偽物摘発大会”になってしまった。写真は武侯祠。

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2017年2月6日、中国紙・参考消息(電子版)によると、市民が骨董(こっとう)品などを持ち込む“なんでも鑑定会”が四川省成都市で行われたが、大部分が偽物と分かり、そのまま“偽物摘発大会”になってしまった。

成都市にある武侯祠博物館では毎年1回、専門家による骨董品などの鑑定会が開かれている。市民から持ち込まれた磁器や書画、玉の工芸品、古い貨幣などをその場で鑑定するというイベントだが、中には大事にしてきた宝物が「真っ赤な偽物」と告げられ、鑑定直後に会場で壊してしまう人もいる。

今回の鑑定会では、持ち込まれた品々の9割以上が偽物だと判明。例えば、西太后の古希(70歳)記念銀貨は鑑定額わずか8元(約130円)で、銀はまったく含まれていなかった。古銭専門家は、「西太后は還暦(60歳)の記念銀貨しか造っていない」と指摘。本物なら100万元(約1600万円)以上の値がつくという。

大半が偽物だったことについて、専門家は「専門知識なしに骨董品を収集しない方が身のため」とし、骨董品を買うなら生活に支障のない範囲で楽しむにとどめておくべきだと話している。(翻訳・編集/岡田)