遠く離れた利尻島から横浜へ

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新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)で2017年3月1日、北海道利尻島のラーメン店「利尻らーめん味楽」が出店する。

博物館によると、利尻島から同館までの距離は約1568キロ。「最も食べに行くことが困難なラーメン店の1つです」と博物館は宣伝する。

日本三大昆布の1つを使用

日本の島嶼部で18番目に大きい182.11平方キロの面積を擁する利尻島は、北海道北端の西に位置する。博物館の調べによると、バスと飛行機、フェリー、自動車を乗り継いでも、同館から店舗までは時間にして約7時間55分、51840円の費用がかかるという。さらに同店の営業時間は、11時半から14時まで(木曜定休)。関東圏在住で同店のラーメンを食べるのは、至難の業といえるだろう。

そんな同店が3月1日、博物館での出店を開始する。「ミシュランガイド北海道2012特別版 ビブグルマン」に選出された同店のスープは、日本三大昆布の1つに数えられる「利尻昆布」の利尻産を基にして作られる。博物館によると、

「利尻産の昆布は、実はほとんど市場に出回っていません。何故ならば、利尻産昆布の9割近くは、京都の料亭や関西の昆布問屋がまとめて買い付けているからです」
「利尻産の昆布が何故美味しいのか?それは利尻島には暖流と寒流が流れ込むため、粘りととろみの強い最高品質の昆布が育つと言われております」

看板商品の「焼き醤油ラーメン」には、沸騰直前の温度で20時間、利尻昆布を煮出したスープと、豚骨や鶏ガラ、野菜を煮込んだスープが混ぜ合わさっている。