ブラックマジックデザイン、「HyperDeck Studio Mini」を発売。SD/HD/Ultra HDフォーマットで2160p30までの収録に対応

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Blackmagic Designは、小型放送用デッキ「HyperDeck Studio Mini」を発表した。希望小売価格はUS$695(国内:税抜78,980円)。

HyperDeck Studio Miniは、幅5.5インチ、高さ1.5インチとコンパクトサイズで、マルチカム撮影でのISO収録に使用できるだけでなく、巨大なマルチスクリーンのデジタル広告の再生デッキとして、クライアントのオフィスや劇場での確認や承認用、ポストプロダクションで編集システムとの併用も可能。6G-SDIを搭載し、2160p30までのあらゆるSD/HD/Ultra HD機器やフォーマットと互換性をもつ。

内蔵シンクジェネレーターでリファレンス入出力に対応。HDMI出力を搭載しているので、大画面テレビやプロジェクターへの接続も可能だ。デュアルリンクSDI出力は、HDフォーマットを扱い、アルファチャンネルを含むRGBA ProResファイルを再生する際、フィル&キーを別々に出力可能。フィル&キー出力は、アルファチャンネルを含むグラフィックをスイッチャーに送信し、ライブビデオのダウンストリームキーイングを実行できる。RS-422デッキコントロールおよび、FTP経由でファイルのアップロードが可能なイーサネットを搭載。また、標準IECコネクターの100-240V国際対応電源が同梱されている。

リファレンス接続とシンクジェネレーターを内蔵しており、複数のHyperDeck Studio Miniを接続・ロックして同期再生が可能。複数のHyperDeck Studio Miniを使用して、複数のUltra HDディスプレイにビデオを同期再生し、8Kや16K以上の高解像度マルチスクリーン・デジタルサイネージを構築できるとしている。HyperDeckのイーサネットコントロール・プロトコルを使用することでリモートコントロールが可能。新しいコンテンツをFTP経由でアップロードもできる。また、メディアファイルはSDカードにローカル保存されているので、インターネット接続が途切れた際にデジタルサイネージのビデオ再生が失われる心配はない。

また、従来のデッキスタイルのトランスポートコントロールを採用し、ジョグボタンやシャトルホイールを搭載。高解像度のLCDには、タイムコード、トランスポート・インフォメーション、収録/再生中クリップのサムネイルがフルカラーで表示される。各カードの収録状況、ビデオフォーマット、フレームレート情報、オーディオレベルも同じ画面に表示される。

デュアルSDカードレコーダーを搭載しており、SDカードとUHS-IIカードに収録可能。SDカードはSDまたはHDビデオ、UHS-IIカードはUltra HDに使用できる。デュアルレコーダーによりノンストップ収録が可能。1枚目のカードがフルになると、自動的に2枚目のカードに切り替えて収録が継続される。カードはホットスワップが可能なため、フルになったカードを空きカードに交換する間も別スロットで収録が継続される。

本体背面部分

HyperDeck Studio Miniは、10-bit YUVまたは10-bit RGBビデオをProResファイルで収録。SDIフィル&キー出力経由で、1080p60までのあらゆるフォーマットのアルファチャンネルを含むProRes 4:4:4:4ファイルも再生可能。ライブプロダクションスイッチャーに放送用グラフィックアニメーションを送信し、リアルタイムでライブビデオにキーイングが行えるとしている。HyperDeck Studio Miniの主な機能は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • SD/HD/Ultra HD収録・再生
  • 6G-SDI入力×1、6G-SDI出力×1、HDMI出力×1
  • デュアルSDカードスロットにより、通常のSDカードやUHS-IIカードを使用した継続的な収録が可能
  • ProResおよびDNxコーデック対応
  • フィル&キー付きProRes 4444再生
  • LCDスクリーン(モニタリング、ステータス情報、メニュー設定)
  • イーサネットを使用したFTP
  • イーサネットまたはRS-422接続によるリモートコントロール
  • 内蔵シンクジェネレーター
  • イーサネット給電、PoE+
  • 電源内蔵