6日、中国メディア・21世紀経済報道は、「裸ローン」の貸し手の男が恐喝罪で逮捕されたことについて、初めてのケースだと報じている。資料写真。

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2017年2月6日、中国メディア・21世紀経済報道は、1月19日に甘粛省定西市の警察当局が「裸ローン」の貸し手の楊容疑者を逮捕したことについて、「全国で初」と報じている。

記事によると、楊容疑者はソーシャルネットワークのプラットフォームを使って、長期にわたり学生相手に裸の写真を担保に高金利で金を貸す「裸ローン」を行っており、借り手が返済に行き詰まると性行為での返済を迫っていた。

被害者の女子大生・小恵(シャオフイ・仮名)さんは、2016年12月20日、ネット詐欺に遭ったことで金に困り、ネットで「校園ローンセンター」を名乗った楊容疑者と連絡を取った。楊容疑者は小恵さんの裸の写真と携帯のアドレス帳を担保に、週15%の利息で850元(約1万4000円)を貸し付けた。だが、300元(約4800円)を返済後、これ以上返済できなくなった小恵さんに楊容疑者は性行為を要求。拒否すれば裸の写真を公開するなどと脅迫した。

追い詰められた小恵さんはメディアに助けを求めた。メディアは貸し借りを仲介するサイト・借貸宝にこの件を報告。同サイトは「裸ローン」に利用されることが多いと問題になっていたため、相談窓口を設けたばかりだった。同サイトは調査に乗り出して、ネットでのやり取りなどを証拠として警察に提出。楊容疑者は逮捕された。警察のその後の調べによると、楊容疑者の携帯には「裸ローン」で得た大量の裸の写真が保存されており、同様の手口で2人の女性に対し犯行に及んだと供述しているという。

借貸宝の関係者によると、裸の写真を広められるのを恐れる心理を利用した「裸ローン」はすでに産業化しており、性行為の権利の売買まで行われているという。また、業界関係者は「裸ローン」での借金を返しても、担保となった写真の公開、または脅迫に遭う可能性もあるため、いざとなったら警察に通報してほしいと呼び掛けている。(翻訳・編集/橋本)