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クリックテック・ジャパンは2月6日、米Qlik Technologiesが同社のパートナーでありスウェーデンを拠点に地理情報関連ソフトウェア・サービスを提供するIdevioを買収したと発表した。これにより、「Qlik Sense」や「QlikView」でマップ・ビジュアライゼーションと位置情報分析を利用可能になる。

今回の買収により、同社は現在のマッピング機能を拡張し、高度な地理分析に対応が可能となり、単なるビジュアライゼーションを超えたサービスを提供するという。これにより、Qlik SenseやQlikViewのユーザーはマッピング・データの圧縮とストリーミングに関する特許技術を利用することで、隠れた地理的関係の発見が可能になり、分析判断、質の高い意思決定、ROIの向上を実現できるとしている。

また、容易にアプリへのマップの追加を可能とし、地理データの自動検索を使用して重要な空間情報を表示、さらにその上に別のビジュアライゼーションを重ねることで、データの全体像を把握しやすくなるという。

ユーザーは、膨大な数の地点を含む情報豊富なマップをシームレスに掘り下げられることに加え、Idevioの「GeoAnalytics」クラウド・サービスを使って地理データをそれ以外のデータと組み合わせて分析し、潜在的な店舗立地の決定、郵便番号による売上分布の把握、さらにはサプライチェーンの納期計算などを可能としている。

さらに、Qlik独自の連想モデルにより、地理空間情報をはじめとした保有データと、その中の全ての関連性を精査できるとのこと。そのほか、位置情報に関する意思決定の質の向上、理解の促進、生産性の向上といったメリットがあるという。

意思決定の質の向上に関しては、土地の選定やリソースの配分、納期など、組織の重要な意思決定には位置情報に依拠するものが数多くあり、ユーザーは背景情報としてマップを利用することで、位置・場所に関する問題に関して適切な判断を行うことができる。

理解の促進については、地図情報を迅速に表示できるため、図表類だけでは見抜くことが難しいパターンを見つけ出すことができるとしている。マップ方式は多くのユーザーにとって馴染み深い環境のため、Qlikによりデータの関連性を高めることを可能としている。

生産性の向上は、都市・国などの位置データに、必要な地理情報を瞬時に追加可能な機能により、Qlikアプリに情報豊富でインタラクティブな地理的ビジュアライゼーションを加えられるという。

QlikViewおよびQlik Senseの両製品に対応した「Idevio GeoAnalytics」を含む製品である「IdevioMaps」は「Qlik GeoAnalytics」にブランド変更し、すでに入手が可能。なお、2017年後半にはQlik Senseとのシームレスな統合も予定している。

(山本善之介)