日本限定メニュー「テリヤキバーガー」1,380円。パテのほかレンコン・なめこを挟み、隠し味にワサビを加えている。(写真:UMAMI BURGER JAPAN発表資料より)

写真拡大

 UMAMI BURGER JAPANは、ロサンゼルス発のハンバーガーレストラン『UMAMI BURGER(ウマミバーガー)』の日本1号店を、東京都港区北青山の商業施設「Portofino(ポルトフィーノ)」に出店すると発表した。

 ウマミバーガーは、2009年誕生のニューフェイスでありながら『タイム』誌が選んだ「史上最も影響力のある17のバーガー」に選出されるなど、本国アメリカでは屈指の実力派ハンバーガーレストラン・チェーンと認識されている存在である。競合他社が続々と日本に支店を開く中、その日本進出の動きは「遅れている」と言われていた。それが、満を持しての、来日の運びとなったのである。

 一説に、いま日本のハンバーガー界には、「第三の波」すなわち「サードウェーブ」が押し寄せている、とも言われる。念のため断っておくとサードウェーブという言葉は普通コーヒーの世界で使われるもので、ハンバーガーのサードウェーブという言い回しは決して一般的ではないが、それはさておき。

 とにかく、「モスバーガー」「フレッシュネスバーガー」などのグルメバーガーの登場を「セカンドウェーブ」とみなし、またより最近のムーブメントとしての洗練されたハンバーガーレストラン、たとえばクア・アイナ(ハワイ発)やシェイク・シャック(ニューヨーク発)などの日本登場を「サードウェーブ」とみなす向きがあるのだ。

 その前提で話をすれば、ウマミバーガーの進出は、サードウェーブの中でも最大級の大波だと言えるかもしれない。

 サードウェーブのハンバーガーの最大の特徴は、洗練されていて、高級志向だ、ということである。そもそも、「ハンバーガーレストラン」ではあっても「ファストフード」ではない。

 客単価もだいぶ違う。ウマミバーガーのメニューを少しだけご紹介すると、店名を冠した「ウマミバーガー」が1,380円。「シンフライ」(細く揚げたポテトフライ)が500円である。高いと思われるかもしれないが、この価格帯に相応かそれ以上の「プレミアムな体験」を提供しているのでなければ、創業8年でアメリカの5つの州に25の店舗を展開し、そしていま日本に支店を開くという躍進を遂げられるはずもない。

 なお、ウマミバーガーは、2020年までに日本国内10店舗の展開を目指すという。その「旨み」のほど、楽しみにさせてもらおう。