Arduinoとレーザーカッターで切り出した木材などを使って、ぶら下げたウインナーの向きをリモコンで操作できるマシン「バイオ・バックパック」を自作したウィリアム・オスマンさんが、愛犬のブルドッグを遠隔操作できるのか試しました。

Biohacking a Dog | William Osman

http://www.williamosman.com/2017/01/biohacking-dog.html

Biohacking a Dog - YouTube

怪しげな機器が並ぶテーブルが映し出され……



なんと血のついた刃物を持ったウィリアム・オスマンさんが登場。



「バイオハッキング」ということで雰囲気を出していただけで、ナイフについているのはケチャップだそうです。



オスマンさんが作成するマシンをSolidWorksで表示するとこんな感じ。「バイオハッキング」と言っても犬に機械を埋め込むような物々しい試みではなく、ジョークのようなもの。



まずは設計図通りに木材を80Wのレーザーカッターでカットしていきます。



いくつかのパーツが切り出されました。



円盤型のパーツの穴にはビー玉をセット。



組み立てていくと、モーターで中央のビー玉をかませた丸い木の板が回転する仕組みが完成。



さらに「Arduino Leonardo」や薄型IMU「SparkFun 9DoF」、無線モジュール「nRF24L01」などを配線し、リモコンのジョイスティックで制御できるようになりました。2つの緑色のパーツは犬の視野角より広く動かないようにするストッパーです。



というわけで、完成したバイオ・パックを持って外にやってきました。



さっそく愛犬のバークリーくんが登場。



バークリーくんは何が行われるのか分かっていない様子。



まずはウインナーをたこ糸にくくりつけ……



バークリーくんの前にぶら下げます。



必死にウインナーを追うバークリーくんですが、ウインナーが顔を振った反動であっちこっちに行ってしまうため、バークリーくんの進行方向はほとんど制御できていません。





ある時、バークリーくんが体をブルブル震わせると……



ウインナーが落下して飛びつくバークリーくん。ウインナーのストックを持っていなかったようで、初めてのチャレンジはここで終了となりました。



日を改め、明るいところで製作したマシンを説明するオスマンさん。



リモコンはArduino Pro Miniとジョイパッドなどで作られています。



バークリーくんは宙に浮くウインナーを凝視。



ついに再チャレンジがスタートすると、今回は比較的ウインナーの位置を操作してバークリーくんの進行方向を操作できていましたが、やはり宙づりのウインナーは首を振るとあらぬ方向に行ってしまうので、直進させるのが難しいようです。



ほどなくしてバークリーくんが食べられないウインナーを追うのをやめてしまい、目の前をウインナーがあっちこっちに移動しても、「我関せず」の状態です。



オスマンさんによると、何か起きた時のために無線電波の送信が止まるとモーターも停止するようにしていたのですが、この「緊急停止機能」はうまく動作していたとのこと。また、モーター自体は無線信号を受けてうまく回転しましたが、木製パーツや木製ギアを使っているため、摩擦でパーツ同士がきしんでしまったそうです。



なお、「遠隔操作できるレーザーポインタ―を取り付けてネコを操作するマシン」もリクエストがあれば作るかもしれないとのことです。