4日、韓国・聯合ニュースによると、全般的な景気後退と消費低迷にもかかわらず、昨年韓国国民が海外旅行に支出した費用が史上最大を記録した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は仁川国際空港。

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2017年2月4日、韓国・聯合ニュースによると、全般的な景気後退と消費低迷にもかかわらず、昨年韓国国民が海外旅行に支出した費用が史上最大を記録した。

韓国文化体育観光部と韓国銀行(中央銀行)国際収支統計によると、昨年の一般旅行支払い額が231億2000万ドル(約2兆6000万円)となり、15年(215億3000万ドル=約2兆4200万円)に比べ7.4%増加した。この増加率は昨年の国内総生産(2.7%:韓国銀行予想)や民間消費(2.8%)増加率の3倍近くになる。一般旅行支払い額とは、留学・研修などを除いた旅行・出張目的で外国に滞在した際の宿泊・飲食・物品購入などに支出した金額を意味する。

年度別の一般旅行支払い額規模は、11年155億3000万ドル(約1兆7500万円)、12年164億9000万ドル(約1兆8600万円)、13年173億4000万ドル(約1兆9500万円)、14年194億7000万ドル(約2兆9200万円)、15年215億3000万ドル、16年231億2000万ドルとなっており、毎年記録を更新している。聯合ニュースは、「このように、韓国人の海外旅行での支出額が増えているのは、夏の休暇や祝日連休などを利用して国から離れることが普通のこととなったため」としている。

このような状況に、ネット上では「国内旅行に行ってもぼったくられるだけだ」「国内ホテルは値段も高いしサービスも悪い」「やっぱり国内旅行には行く気になれないな」「済州島や江原道で、まともな食事がとれるホテルを探したら1泊40万ウォン(約4万円)はする。なら日本に行った方が良い」「日本より費用が高額なことを反省しろ。価格だけじゃない。料金をふっかけることもやめろ。観光産業を発展させようとする意志が感じられない」など、国内旅行への不満の声が多く寄せられた。また一方で、「お金持ちだけの話」と貧困を訴える意見もあった。(翻訳・編集/三田)